通信アダプタ用 OTD の開発

BatchSFTP OTD

セキュリティー保護されたバッチ SFTP OTD (BatchSFTP) は、SSH ファイル転送プロトコル、つまり SFTP を使用して、セキュリティー保護されたデータ転送を提供します。SFTP には、中断された転送の再開、ディレクトリリスト、リモートファイルの削除など、リモートファイルに対するさまざまな処理が備わっています。

SFTP は、Secure Shell (SSH) プロトコルを使用して、ローカルとリモートホスト間、または 2 つのリモートホスト間でコンピュータファイルをセキュリティーで保護しながら転送する手段の 1 つです。BatchSFTP OTD は、SFTP を使用して、ファイルをリモートホストにコピーするか、またはリモートホストからコピーします。

BatchSFTP OTD の構造

BatchSFTP OTD には、ClientConfiguration という 2 つの上位レベルノードが含まれます (次の図を参照)。これらのノードを展開すると、サブノードが表示されます。

図 1–8 BatchSFTP OTD の構造

BatchSFTP OTD の構造

BatchSFTP OTD のノードの機能

次のリストは、BatchSFTP OTD の各ノードについて、主要機能などを説明しています。

BatchSFTP: OTD のルートノードを表します。

Configuration ノード

Configuration ノードの下にある BatchSFTP のサブノードは、BatchSFTP アダプタの接続マップ設定パラメータおよび環境設定パラメータに対応します。

BatchSFTP の Client ノード

BatchSFTP OTD の Client ノードには、次のメソッドが含まれます。