フィールド要素に加えて、BatchLocalFile OTD の Client ノードには、アダプタのクライアントインタフェース機能を拡張するメソッドが含まれます。これらのメソッドは、OTD の適切な使用に不可欠です。メソッドは次のとおりです。
get(): ローカルファイルを取得し、その内容をデータペイロードとして格納します。このメソッドは、Target Directory Name および Target File Name パラメータに基づいて一致する最初のファイルを取得し、その内容をデータペイロード (バイト配列) として格納します。次にすべての転送後コマンドを実行します。
このメソッドを呼び出した後に、メソッド getPayload() を介してペイロードの内容を取得できます。
put(): データペイロードを (バイト配列として) ファイルに格納します。次にすべての転送後コマンドを実行します。
このメソッド呼び出しを使用する前に、メソッド setPayload() を使用してファイルの内容を設定してください。
このメソッドは、エラーが発生すると、例外 (LocalFileException) をスローします。
reset(): Client ノードを前に実行した初期設定の直後の状態に戻します。
reset() メソッドは、BatchFTP OTD と BatchLocalFile OTD の両方で使用できます。reset() メソッドは、同一の executeBusinessRules() の実行中に別の転送に OTD を再使用しなければならない場合に呼び出してください (たとえば、動的構成機能を使用しているとき)。reset() メソッドは、OTD 全体をリセットせずに、Client ノードの内容をリセットします。