通信アダプタ用 OTD の開発

OTD エディタを使用した OTD の表示

OTD エディタは、選択されたオブジェクト型定義 (OTD) の構造を表示します。また、組み込み型のテスターでその処理を確認できます。エディタを使用して、ユーザー定義の OTD を作成および変更することもできます。

ProcedureOTD を表示する

OTD エディタを使用して HL7 汎用 OTD または HL7 ライブラリ OTD (HL7 アダプタを Sun HL7 OTD ライブラリと組み合わせて使用している場合) を表示するには、次の手順に従います。

  1. Java CAPS のプロジェクトツリーで、Sun OTD ライブラリディレクトリ、HL7 ディレクトリ、該当する HL7 ライブラリバージョンのフォルダの順に展開します。ビルドにはインストールしたバージョンのみが表示されます。

  2. プロジェクトエディタの OTD ライブラリにある使用可能な OTD は保護されています (読み取り専用)。現在の場所で OTD をダブルクリックすることで、OTD を「読み取り専用」モードで表示できます。

ProcedureOTD をプロジェクトにコピーする

  1. OTD を編集可能モードで表示するには、OTD をプロジェクトにコピー&ペーストします。OTD を右クリックし、ショートカットメニューから「コピー」を選択して、次にプロジェクトを右クリックし、ショートカットメニューから「ペースト」を選択します。OTD がプロジェクトエクスプローラツリーのプロジェクトに追加されます。

  2. コピーされた OTD を表示するには、コピーされた OTD をダブルクリックします。編集可能な OTD が OTD エディタに表示されます。ライブラリ OTD の場合、OTD セグメントは引き続き書き込み保護されています。この時点で、OTD プロパティーは、ルートノードからのみ変更できます (次の図を参照)。

    OTD エディタ - HL7_25_ADT_A01
  3. エディタの「オブジェクト型定義」区画で、任意の OTD ノードまたはサブノードを選択すると、エディタの「プロパティー」区画にノードのプロパティーが表示されます。

    オブジェクト型定義、OTD の構造、および OTD エディタの概要については、『Sun Enterprise Service Bus ユーザーガイド』を参照してください。