付録 A
オペレーティングシステムごとの Message Queue データの場所
Sun Java System Message Queue データは、次の節で説明するように、オペレーティングシステムごとに異なる場所に保存されます。
この付録では、次のオペレーティングシステムにおける、さまざまなタイプの Message Queue データの場所について説明します。
次の表の instanceName は、データが関連付けられているブローカインスタンスの名前を示しています。
Solaris
表 A-1 は、Solaris オペレーティングシステム上での Message Queue データの場所を示しています。
Sun Java System Application Server のスタンドアロンバージョンを含む Solaris で Message Queue を使用している場合、ディレクトリ構造は、「Windows」で説明する構造のようになります。
表 A-1 Solaris 上での Message Queue データの場所
データのカテゴリ
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Solaris 上での場所
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ブローカインスタンスの設定プロパティ
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/var/imq/instances/instanceName/props/
config.properties
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ブローカ設定ファイルのテンプレート
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/usr/share/lib/imq/props/broker/
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持続ストア (メッセージ、送信先、永続サブスクリプション、トランザクション)
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/var/imq/instances/instanceName/fs350/
または JDBC のアクセス可能なデータストア
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ブローカインスタンスのログファイルのディレクトリ (デフォルトの場所)
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/var/imq/instances/instanceName/log/
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管理対象オブジェクト (オブジェクトストア)
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任意のローカルディレクトリ
または LDAP サーバー
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セキュリティ: ユーザーリポジトリ
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/var/imq/instances/instanceName/etc/passwd
または LDAP サーバー
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セキュリティ: アクセス制御ファイル (デフォルトの場所)
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/var/imq/instances/instanceName/etc/
accesscontrol.properties
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セキュリティ: passfile のディレクトリ (デフォルトの場所)
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/var/imq/instances/instanceName/etc/
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セキュリティ: passfile の例
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/etc/imq/passfile.sample
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セキュリティ: ブローカのキーストアファイルの場所
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/etc/imq/
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JavaDoc API のマニュアル
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/usr/share/javadoc/imq/index.html
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アプリケーションと設定の例
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/usr/demo/imq/
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Java アーカイブ (.jar)、web アーカイブ (.war)、およびリソースアダプタアーカイブ (.rar) の各ファイル
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/usr/share/lib/
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Linux
表 A-2 は、Linux オペレーティングシステム上での Message Queue データの場所を示しています。
表 A-2 Linux 上での Message Queue データの場所
データのカテゴリ
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Windows 上での場所
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ブローカインスタンスの設定プロパティ
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/var/opt/sun/mq/instances/instanceName/prop
s/
config.properties
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ブローカ設定ファイルのテンプレート
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/opt/sun/mq/private/share/lib/props/
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持続ストア (メッセージ、送信先、永続サブスクリプション、トランザクション)
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/var/opt/sun/mq/instances/instanceName/fs350/ または JDBC のアクセス可能なデータストア
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ブローカインスタンスのログファイルのディレクトリ (デフォルトの場所)
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/var/opt/sun/mq/instances/instanceName/log/
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管理対象オブジェクト (オブジェクトストア)
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任意のローカルディレクトリ、または LDAP サーバー
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セキュリティ: ユーザーリポジトリ
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/var/opt/sun/mq/instances/instanceName/etc/passwd または LDAP サーバー
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セキュリティ: アクセス制御ファイル (デフォルトの場所)
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/var/opt/sun/mq/instances/instanceName/etc/
accesscontrol.properties
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セキュリティ: passfile のディレクトリ (デフォルトの場所)
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/var/opt/sun/mq/instances/instanceName/etc/
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セキュリティ: passfile の例
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/etc/opt/sun/mq/passfile.sample
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セキュリティ: ブローカのキーストアファイルの場所
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/etc/opt/sun/mq/
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JavaDoc API のマニュアル
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/opt/sun/mq/javadoc/index.html
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アプリケーションと設定の例
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/opt/sun/mq/examples/
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Java アーカイブ (.jar)、web アーカイブ (.war)、およびリソースアダプタアーカイブ (.rar) の各ファイル
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/opt/sun/mq/share/lib/
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共有ライブラリ (.so) ファイル
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/opt/sun/mq/lib/
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Windows
表 A-3 は、Windows オペレーティングシステム上での Message Queue データの場所を示しています。
Message Queue がスタンドアロンバージョンの Sun Java System Application Server とバンドルされている場合は、Solaris での Message Queue データの場所についても説明します。スタンドアロンバージョンの Application Server は、Solaris と Sun Java Enterprise System にはバンドルされません。表 A-3 のパス名を使用しますが、Windows の円記号 (¥) を Solaris のスラッシュ (/) に変更してください。詳細については、表 3 の IMQ_HOME と IMQ_VARHOME の定義を参照してください。
表 A-3 Windows 上での Message Queue データの場所
データのカテゴリ
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Windows 上での場所
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ブローカインスタンスの設定プロパティ
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IMQ_VARHOME¥instances¥instanceName¥pro
ps¥
config.properties
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ブローカ設定ファイルのテンプレート
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IMQ_HOME¥lib¥props¥broker¥
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持続ストア (メッセージ、送信先、永続サブスクリプション、トランザクション)
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IMQ_VARHOME¥instances¥instanceName¥fs350¥
または JDBC のアクセス可能なデータストア
|
ブローカインスタンスのログファイルのディレクトリ (デフォルトの場所)
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IMQ_VARHOME¥instances¥instanceName¥log¥
|
管理対象オブジェクト (オブジェクトストア)
|
任意のローカルディレクトリ
または LDAP サーバー
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セキュリティ: ユーザーリポジトリ
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IMQ_VARHOME¥instances¥instanceName¥etc¥ passwd
または LDAP サーバー
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セキュリティ: アクセス制御ファイル (デフォルト)
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IMQ_VARHOME¥instances¥instanceName¥ etc¥accesscontrol.properties
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セキュリティ: passfile のディレクトリ (デフォルトの場所)
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IMQ_HOME¥etc¥
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セキュリティ: passfile の例
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IMQ_HOME¥etc¥passfile.sample
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セキュリティ: ブローカのキーストアファイルの場所
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IMQ_HOME¥etc¥
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JavaDoc API のマニュアル
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IMQ_HOME¥javadoc¥index.html
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アプリケーションと設定の例
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IMQ_HOME¥demo¥
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Java アーカイブ (.jar)、web アーカイブ (.war)、およびリソースアダプタアーカイブ (.rar) の各ファイル
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IMQ_HOME¥lib¥
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