Sun Blade Storage Module M2 ご使用にあたって

 

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Sun Blade Storage Module M2 ご使用にあたっての概要

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Solaris オペレーティングシステムの注意事項

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ディスク障害 LED と取り外し準備完了 LED が Oracle Solaris 10 で機能しない (6926642)

新しい OS をインストールしたあとに stmsboot でルートデバイスをマップできない (6931924)

stmsboot -d を使用して MPxIO を無効にするとシステムが正常に再起動しない場合がある (6923599)

ドライブの物理構成を変更すると Solaris format ユーティリティーがハングアップする (6890270、6930996)

デバイスを取り外すと Solaris で mpathadm が停止する (6908971、6919439)

MPXIO が有効になっているデバイスへのパスを指定すると cfgadm -c unconfigure が失敗する (6948701)

RAID 10 ボリュームを作成するコマンドが正しく指定されていない (6943131)

cfgadm を使用した場合にストレージモジュールディスクの取り外し準備完了 LED が機能しない (6946124)

Linux オペレーティングシステムの注意事項

Linux オペレーティングシステムの現時点での注意事項

stmsboot -d を使用して MPxIO を無効にするとシステムが正常に再起動しない場合がある (6923599)

Sun Blade Storage Module M2 が、Sun Storage 6Gb SAS REM HBA (SGX-SAS6-REM-Z) を使用しているサポート対象の Sun Blade サーバー モジュールとシャーシ経由で接続されている場合、「stmsboot -d」を使用して MPxIO を無効にすると、システムが正常に再起動できなくなります。スタンバイパスがブートパスとして使用され、ルートファイルシステムをマウントすることができません。以前の STMS 構成に回復する手順がコンソールに出力されます。これにはルートデバイス名が含まれます。この手順は /etc/mpxio/recover_instructions ファイルに記載されています。

回避方法

この問題が発生した場合は、次を実行します。

  1. 別の起動デバイスから起動します。

    • 起動ネット

      —または—

    • CD/DVD

      —または—

    • 適切な OS イメージが記録されている別のディスク

  2. fsck を使用してルートデバイスにアクセスし、ルートデバイスをディレクトリ (/mnt など) にマウントします。

  3. これで、cp コマンドを使用して mpt_sas.conf ファイルと vfstab ファイルを復元してから、/usr/sbin/svccfg を使用して回復することができます。

    一連のサンプルコマンドを次に示します。ただし、バックアップファイルにタイムスタンプを使用することを忘れないでください。実際に使用するタイムスタンプは異なるものになります。これらは回復手順ファイルに記載されており、コンソールに出力されます。

    # cp /mnt/etc/mpxio/mpt_sas.conf.disable.2010_05_07_10_12 /mnt/kernel/drv/mpt_sas.conf
    # cp /mnt/etc/mpxio/vfstab.disable.2010_05_07_10_12 /mnt/etc/vfstab
    # /usr/sbin/svccfg -f /mnt/etc/mpxio/svccfg_recover
    # bootadm update-archive -R /mnt