BT-946C PCI カードに Rev. A または B のラベルが付いている場合は、ISA エミュレーションモードで使用する必要があります。入出力アドレス 0x334 を使用してください。
リビジョンレベルは、カードで調べてください。メーカー提供のマニュアルには記載されていません。
BT-946C PCI カードに Rev. C のラベルが付いている場合は、ネーティブ PCI モードでカードを使用することができます。このためには、「Advanced option」を選択し、「Host Adapter I/O Port Address as default」オプションを「NO」に設定してください。
BT-956C または BT-946C Rev. E も、ネーティブ PCI モードで使用することができます。このためには、「Set ISA Compatible I/O Port (PCI Only)」オプションを無効にしてください。
モデル名が C で終わるボードを使用している場合は、AutoSCSI 構成ユーティリティを実行して、終端の設定を調べる必要があります。
o IRQ レベル : |
5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 14, 15 |
o 入出力アドレス : |
0x334, 0x230, 0x234, 0x130, 0x134 |
BT-946C Rev. C PCI アダプタの場合、入出力アドレスは動的に設定されます。
ディスクやテープ関連の入出力負荷が大きいときは、drvconfig ユーティリティを実行しないでください。実行すると、データオーバーランエラーが発生することがあります。
システムが複数のディスクから構成されていて、負荷が大きいと、データオーバーランエラーが発生することがあります。
Solaris のインストール中に問題が発生する場合は、メーカのAutoSCSI ユーティリティを使用して、「configure Adapter」オプションの割り込みピン番号を次のように設定してください。
スロット |
割り込みピン |
---|---|
0 |
A |
1 |
B |
2 |
C |
詳しくは、ボードに付属しているマニュアルの「Configuration for Non-Conforming PCI Motherboards」と「Handling Motherboard Variations」を参照してください。
初期バージョンの Rev. A、B、C の BT-946C が Solaris 環境で動作しないことがあります。
BT-946C Rev. B を使用している場合は、ファームウェア、BIOS、AutoSCSI をそれぞれ少なくとも 4.25J、4.92E、1.06E にアップグレードするか、コントローラを少なくとも Rev. E にアップグレードしてください。