Solaris ソフトウェアをインストールします。
ドライバ構成ファイルの /platform/i86pc/kernel/drv/cnft.conf を編集します。
このファイルには、ドライバに設定できるパラメタが含まれています。
media_speed : コントローラの媒体速度を設定します。このオプションを使用して、10/100BASE-TX を 10 または 100Mbps に強制的に設定することができます。媒体速度はデフォルトにより自動的に構成されます。有効な値は次のとおりです。
0 - 自動設定 (デフォルト)
10 - 強制的に 10Mbps に設定
100 - 強制的に 100Mbps に設定
max_tx_lsts, max_rx_lsts, tx_threshold : ドライバの性能調整に使用します。有効な値は次のいずれかです。
プロパティ |
有効な値 |
デフォルト値 |
---|---|---|
max_tx_lsts |
4〜16 |
16 |
max_rx_lsts |
4〜16 |
16 |
tx_threshold |
2〜16 |
16 |
debug_flag : 1 または 0 に設定して、ドライバからのデバッグメッセージを有効または無効にします。デフォルトでは、無効です。
mediaconnector : 1 に設定することによって、ProLiant 2500 システムでは、Integrated NetFlex-3 コントローラの AUI インタフェース、ProLiant 800、および Deskpro 4000/6000 では、BNC インタフェースを有効にすることができます。デフォルトは、UTP インタフェース (0) です。
board_id : 増設 PCI コントローラをサポートするときに設定します。board_id の形式では 0xVVVVDDDD です。VVVV はベンダー ID、DDDD はデバイス ID を示します。必要であれば、複数の ID を指定することができます。
設定の変更を有効にするには、スーパーユーザーで次を入力します。
# touch /reconfigure # reboot |