スーパーユーザーになります。
必要に応じて、TMPFS ファイルシステムをマウントしたいディレクトリを作成し、アクセス権と所有権を設定します。
TMPFSファイルシステムを作成します。
ブート時に一時ファイルシステムを自動的に作成するようにシステムを設定するには、「例 - ブート時に TMPFS ファイルシステムを作成する」を参照してください。
# mount -F tmpfs -o size=number swap mount-point |
-o size=number |
TMPFS ファイルシステムのサイズを M バイト単位で指定する。 |
mount-point |
TMPFS ファイルシステムとしてマウントするディレクトリを指定する。 |
mount コマンドからの出力を調べて、TMPFS ファイルシステムが作成されていることを確認します。
# mount -v |
次の例は、新しいディレクトリ /export/reports を作成し、そのマウントポイントに TMPRS ファイルシステムをマウントして、50M バイトに制限します。
# mkdir /export/reports # chmod 777 /export/reports # mount -F tmpfs -o size=50 swap /export/reports |
ブート時にシステムが自動的に TMPFS ファイルシステムを作成するようにするには、/etc/vfstab ファイルにエントリを追加します。次の例は、システムのブート時に TMPFS ファイルシステムを /export/test に作成する /etc/vfstab ファイルのエントリを示します。size=number オプションを指定していないため、/export/test の TMPFS ファイルシステムのサイズは利用できるシステム資源によって制限されます。
swap - /export/test tmpfs - yes - |
/etc/vfstab ファイルについての詳細は、「/etc/vfstab ファイルのフィールドの説明」を参照してください。