telnet、ftp、rlogin などのサービスは、inetd デーモンによって開始されます。このデーモンは、ブート時に自動的に実行されます。ネームサービスの順序を nsswitch.conf の中で指定したように、TCP/IP のサービスは、/etc/inetd.conf ファイルの中で inetd -t フラグを使用して構成できます。
たとえば、inetd を使用して、着信したすべての TCP 接続 (リモートログインと telnet) の IP アドレスをログに記録できます。ログ記録を作成するには、次の手順を実行します。
スーパーユーザーになります。
inetd デーモンを強制終了します。
次のコマンドを入力して、ログ記録をオンにします。
# /usr/sbin/inetd -t -s |
スイッチ -t を指定することで、inetd は TCP 接続トレースを開始します。
inetd(1M) と inetd.conf(4) のマニュアルページを参照してください。
ネームサービスについての詳細は、『Solaris ネーミングの管理』と『Solaris ネーミングの設定と構成』を参照してください。