Solaris のシステム管理 (第 3 巻)

登録された BOOTP クライアントのサポートを設定する方法 (DHCP Manager)

  1. 「サービス」メニューから「変更」を選択します。

    「サービスオプションの変更」ダイアログボックスが開きます。

  2. このダイアログボックスの「BOOTP 互換」セクションで、「手動」を選択します。

  3. 「サーバーの再起動」が選択されていない場合は、選択します。

  4. 「了解」をクリックします。

  5. DHCP Manager の「アドレス」タブを選択します。

  6. 特定の BOOTP クライアントに割り当てるアドレスを選択します。

  7. 「編集」メニューから「属性」を選択します。

    「アドレスの属性」ダイアログボックスが開きます。

  8. 「リース」タブを選択します。

  9. 「クライアント ID」フィールドでクライアントの ID を入力します。

    Ethernet ネットワーク上で Solaris 操作環境を実行している BOOTP クライアントの ID は、Ethernet の ARP タイプ (01) にそのクライアントの 16 進 Ethernet アドレスから導出された文字列が付いたものです。たとえば、Ethernet アドレス 8:0:20:94:12:1e を持つ BOOTP クライアントは、0108002094121E というクライアント ID を使用します。ARP タイプについては、表 13-4 を参照してください。


    ヒント -

    クライアントマシンのスーパーユーザーになって ifconfig -a を入力し、そのインタフェース用の Ethernet アドレスを取得してください。


  10. 「予約」を選択して、このクライアント用に IP アドレスを予約します。

  11. 「BOOTP クライアントのみに割り当てる」を選択します。

  12. 「了解」をクリックします。

    「アドレス」タブでは、BOOTP は「状態」フィールドに表示され、入力したクライアント ID は「クライアント ID」フィールドに一覧表示されます。