Solaris のシステム管理 (第 3 巻)

DHCP サービスからのアドレスの削除

特定の 1 つまたは複数のアドレスについて、DHCP サービスによる管理を停止したい場合があります。DHCP からアドレスを削除する方法は、その変更が一時的なものか、永続的なものかによって決まります。

DHCP サービスで IP アドレスを使用不可にする

-f UNUSABLE オプションを付けた pntadm -M コマンドを使用して、コマンド行からアドレスを使用不能に指定することができます。

DHCP Manager では、次の手順に示すとおり、図 11-10 の「アドレスの属性 (Address Properties)」ダイアログボックスを使用して各アドレスが指定でき、図 11-11 の「複数アドレスの変更 (Modify Multiple Addresses)」ダイアログボックスを使用して複数のアドレスが指定できます。

DHCP サービスからの IP アドレスの削除

IP アドレスを DHCP で管理したくない場合は、DHCP サービスデータベースからそのアドレスを削除する必要があります。pntadm -D コマンドまたは DHCP Manager の「アドレスの削除 (Delete Address)」ダイアログボックスが使用できます。

図 11-12 は、「アドレスの削除 (Delete Address)」ダイアログボックスを示します。

図 11-12 「アドレスの削除 (Delete Address)」ダイアログボックス

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