NCA 機能をサポートするにはいくつかのファイルが必要です。ほとんどのファイルは ASCII 形式ですが、バイナリ形式のファイルもあります。表 2-3 に、必要なファイルを一覧します。
表 2-3 NCA ファイル| ファイル名 | 機能 | 
|---|---|
| サーバー上に構成されるすべての物理インタフェースの一覧が記述されている | |
| サーバーに割り当てられるすべてのホスト名の一覧が記述されている。NCA が機能するには、このファイルの各種エントリが、/etc/hostname.* ファイル内のエントリと一致していなければならない | |
| サーバーの起動時に NCA 起動スクリプトが実行される | |
| NCA が実行されるインタフェースの一覧が記述されている (nca.if(4) のマニュアルページを参照) | |
| NCA 用の構成パラメータの一覧が記述されている (ncakmod.conf(4) のマニュアルページを参照) | |
| NCA ロギング用の構成パラメータの一覧が記述されている (ncalogd.conf(4) のマニュアルページを参照) | |
| ログファイル内のデータを共通ログファイル形式 (CLF) に変換するためのコマンド (ncab2clf(1) のマニュアルページを参照) | |
| ログファイルデータを保持します。ファイルはバイナリ形式なので、編集しないようにする |