Solaris 移行ガイド

ディスクパーティション情報の保存

インストールを開始する前に、システム内の既存のディスクパーティションのコピーを出力してください。このような情報をディスク上に保存すると、インストールの際に上書きされる可能性があります。Solaris 7 システムを構成するときに多くの決定を下す必要がありますが、既存のディスクパーティション情報を保存しておくと、決定を下す際の参考資料となります。ディスクパーティション情報を出力する方法の 1 つを説明します。

  1. システムに接続しているディスクの名前を調べます。

    システムに接続しているディスクの名前を調べるには、format(8) コマンドを使用します。

  2. ディスクパーティション情報を保存します。

    各ディスクにコード化された形で記録されているパーティション情報を調べるために、dkinfo(8) コマンドを使用します。この出力をプリンタへパイプにより接続します。または、他のシステムに保存するために、リダイレクト先のファイルを指定します。


    注 -

    このコマンドを使用した場合、構成が行われているパーティションの情報だけが得られます。構成が行われていないすべてのパーティションは、「No such device or address.」というメッセージとともに表示されます。