国際化対応言語環境の利用ガイド

Latin-1、Latin-2、および KOI8-R の端末サポート

Latin-1 (ISO 8859-1)、Latin-2 (ISO 8859-2)、または KOI8-R だけをサポートする端末の場合、STREAMS は次のように構成されている必要があります。


head <-> ttcompat <->  ldterm <->  u8lat1 <-> TTY

注 -

これは Latin-1 をサポートする端末用の構成です。Latin-2 端末の場合は、STREAMS モジュール u8lat1u8lat2 に置き換えます。KOI8-R 端末の場合は、このモジュールを u8koi8 に置き換えます。


STREAMS モジュールがすでにカーネルにロードされていることを確認してください。

上記の STREAMS の構成を設定するには、次のように strchg(1) を使用します。


system% cat > tmp/mystreams
ttcompat
ldterm
u8lat1
ptem
^D
system% strchg -f /tmp/mystreams

strchg(1) を使用する場合、スーパーユーザーかデバイスの所有者としてログインしていることを確認します。現在の構成を確認するには、次のように strconf(1) を使用します。


system% strconf
ttcompat
ldterm
u8lat1
ptem
pts
system%

元の構成に戻すには、次のように STREAMS の構成を設定します。


system% cat > /tmp/orgstreams
ttcompat
ldterm
ptem
^D
system% strchg -f  /tmp/orgstreams