Solaris 共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド

内容の紹介

このマニュアルは、3 つのパートから構成にされています。各部に、共通デスクトップ環境の各要素の詳しい説明、概念図、各要素の具体的な使い方の説明、コーディング例があります。

パート Iパート I

アプリケーション・レベルと印刷レベルの登録方法を説明します。

第 1 章「基本的なアプリケーションの統合方法」

既存のアプリケーションの CDE への基本的な統合に必要な手順を説明します。

パート IIパート II

既存のアプリケーションを共通デスクトップ環境に統合する方法を説明します。

第 2 章「フォントの統合」

一般的な標準フォントの記述を使用して、CDE 準拠システム上でアプリケーションに最も近いフォントを使用する方法を説明します。

第 3 章「アプリケーションからのエラーの表示」

情報とエラー・メッセージを表示するための一般的なモデルを説明します。

第 4 章「セッション・マネージャとの統合」

ICCM セッション管理プロトコルを説明し、セッション・マネージャとのアプリケーションの統合の例を示します。

第 5 章「ドラッグ & ドロップとの統合」

ドラッグ & ドロップのユーザ・モデル、新しいドラッグ & ドロップのアプリケーション・プログラム・インタフェース (API)、およびドラッグ & ドロップの使い方を説明します。

パート IIIパート III

新しいアプリケーションをセッション・マネージャおよびドラッグ & ドロップと統合する方法を説明します。また、ロケールがログイン・マネージャ、ウィンドウ・マネージャ、および端末エミュレータに与える影響についても説明します。

第 6 章「ワークスペース・マネージャとの統合」

アプリケーションを特殊な方法でワークスペース・マネージャと統合する方法を説明します。

第 7 章「共通デスクトップ環境の Motif ウィジェット」

CDE の一部として提供されるカスタム・ウィジェットの使い方を説明します。

第 8 章「アプリケーションからのアクションの実行」

アプリケーションの中でアクションを作成する方法を説明します。

第 9 章「データ型データベースのアクセス」

データ型関数とデータ型データベースの使い方を説明します。

第 10 章「カレンダとの統合」

カレンダ API について、関数、データ構造、カレンダ属性、およびエントリ属性などを説明します。カレンダ API の使い方も説明します。

用語集

このマニュアルで使われている語句とその定義のリストです。