JFP ユーザーズガイド

フォントエディタで作成したビットマップフォントとフォントマネージャで作成したフォントをマージする方法

この方法では、一方のフォントが優先されます。もう一方のフォントは、参照表からドラッグ&ドロップすることによってマージします。

  1. フォントエディタで作成したビットマップフォントファイルとフォントマネージャで作成したフォントファイルからユーザー定義文字を抜き出します。


    sun% sdtudc_extract gotm14.pcf > UDC14.bdf
    sun% sdtudc_extract font.ps
    UDC1.pfa
    UDC2.pfa
    UDC3.pfa
    :
    UDC10.pfa
  2. 「Solaris 外字ツール」を起動したときに参照するディレクトリに移動します。

    フォントエディタで作成したフォントファイルを優先する場合


    sun% mkdir -p $HOME/.Xlocale/$LANG/fonts/UDC/Bitmaps
    sun% mv UDC14.bdf $HOME/.Xlocale/$LANG/fonts/UDC/Bitmaps
    

    フォントマネージャで作成したフォントを優先する場合


    sun% mkdir -p $HOME/.Xlocale/$LANG/fonts/UDC/Type1
    sun% mv UDC*.pfa $HOME/.Xlocale/$LANG/fonts/UDC/Type1
    
  3. 「Solaris 外字ツール」を起動します。

  4. 参照表を開き、もう一方のフォントファイルを読み込みます。


    sun% /usr/dt/bin/sdtudctool
    
  5. 参照表から、必要なユーザー定義文字を一覧表にドラッグ&ドロップします。

  6. 「ファイル」->「保存」を選択し、ユーザー定義文字フォントファイルを作成します。

  7. 「ファイル」->「ユーザー定義文字」を選択し、ユーザー定義文字を読み込んでから新たに登録を開始します。