cs00 辞書から ATOK12 へ単語を移行する場合も、cs00 から ATOK8 への移行の場合と同様に、cs00toatok8 を使用します。cs00toatok8 は、cs00 のユーザー辞書を ATOK8 で利用するための変換フィルタです。このフィルタを使用して作成した単語ファイル (ATOK8 では「単語リスト」と呼びます) は、ATOK8 の辞書メンテナンスツールのほか、ATOK12 辞書ユーティリティでも使用できます。
次に、この変換手順を説明します。
udicm、sdtudicm (Solaris CDE 上の場合) 、または udicmtool (日本語 OpenWindows 上の場合) を用いてユーザー辞書から単語リストのファイルを作成します。
udicm を使用する場合
次を実行します。
sun% udicm show cs00_u.dic > cs00_u.list |
cs00_u.list には cs00 のユーザー辞書名を、cs00_u.list には単語リストのファイル名をそれぞれ指定します。
sdtudicm または、udicmtool を使用する場合
『cs00 ユーザーズガイド』を参照してください。
cs00 の単語リストのファイルを ATOK8 の辞書メンテナンスで使用するテキスト形式の単語ファイルに変換します。
sun% cs00toatok8 cs00_u.list > atok8.list |
cs00_u.list には手順 1 で得られた cs00 の単語リストのファイル名を、atok8.list には ATOK8 のテキスト形式の単語ファイルのファイル名を指定します。
ATOK12 辞書ユーティリティを使用して、手順 2 で得られたファイルの内容を ATOK12 の辞書に登録します。
これで、登録は完了です。