プロパティメニューには、アイコンの形式とサイズを変更するオプションがあります。
「形式」項目を使って保存するアイコンのデフォルト形式を指定します。形式を選択した後、ファイルメニューで「保存」を選択すると、その形式が使われます。この形式が、ファイルポップアップウィンドウのセーブメニューのデフォルト項目にもなります。詳細については、「ファイルのオープンと保存」を参照してください。
アイコンがカラーならば、カラーX ピクセルマップイメージとして保存することができます。このタイプのアイコンは XView アプリケーションに使います。
アイコンが白黒ならば、通常の Xview アイコン、X ビットマップ、またはモノクロ X ピクセルマップイメージとして保存することができます。アイコンをバインダを使ってアプリケーションまたはデータファイルに結合して、ファイルマネージャに表示したい場合は、そのアイコンを Xview アイコンとして保存します。詳細については、 第 16 章「バインダ」を参照してください。アイコンを C プログラムに含めたいときは、そのアイコンを X ビットマップとして保存します。モノクロ X ピクセルマップイメージは XView アプリケーションに使います。
「サイズ」項目には、5 種類の標準アイコンイメージサイズがあります。
16 * 16 ピクセル (代表的なカーソルサイズ)
32 * 32 ピクセル (ファイルマネージャのデータファイルアイコンに必要なサイズ)
48 * 48 ピクセル
64 * 64 ピクセル (代表的なアプリケーションのアイコンサイズ)
128 * 128 ピクセル
アイコンファイルがオープンされるときにキャンバスのサイズを変更すると、ファイルは左上角から読み出されます。イメージは、キャンバスの既存のサイズに合うように切り取られます。図 15-17 で示す例では、cat.icon ファイルのあるキャンバスは 32 * 32 (XView 形式) ピクセルにサイズ変更されます。