サービスロケーションプロトコルの管理

ダイアルアップネットワークに対する DA 検出の構成

UA または SA がダイアルアップネットワークによって DA から切り離されている場合は、検出要求および DA 通知の数を削減または削除するよう DA 検出を構成することができます。ダイアルアップネットワークは通常起動時に課金されるので、余分な通話を最小限に抑えることにより、ダイアルアップネットワークの使用コストを削減できます。

「UA および SA を静的に構成された DA に制限する」で説明している方法で、DA 検出を完全に無効にできます。DA 検出を完全に無効にする場合は、正しい DA にアクセスするには、net.slp.DAAddresses プロパティを UA および SA を実行しているホスト上の slp.conf に設定してください。

DA のハートビートの期間および能動的検出の期間を長くすることにより、請求されていない DA 通知および能動的検出を削減できます。次の例では、能動的検出の間隔および DA のハートビートの両方が約 18 時間に設定されています。最初の行は、DA を実行しているホストの設定を示します。


net.slp.DAHeartBeat=65535

UA および SA を実行しているホスト上では、能動的検出の間隔は次のように構成されます。


net.slp.DAActiveDiscoveryInterval=65535

プロパティはどちらも秒単位で測定されます。