メールボックス内にある任意のメールのコピーを現在作成中のメールに挿入することができます。同様に、任意のテキストファイルのコピーも挿入できます。
メールの本文作成中に他のメールを挿入するには、次の形式のコマンドを使います。
‾m number
number は、挿入するメールの番号です。たとえば、メールボックスの 3 番目のメールのコピーを取り込んで新規のメールを作成し、それを他のユーザに送信する場合は、次の手順を実行します。
メールの本文作成中に改行してから ‾m 3 というコマンドを入力し、Return キーを押します。
Interpolating: 3 (continue) というメッセージが mailx によって表示されます。
送信者の画面には 3 番目のメールの内容は表示されませんが、受信者の画面には表示されます。(continue) の後に続けてメールを入力するか、取り込んだコピーをそのまま送信します。
取り込んだコピーも含めたメール全体を表示するには、‾p コマンドを入力します。
メールの本文作成中に任意のテキストファイルのコピーを挿入することもできます。そのコマンドの形式は次のとおりです。
‾r filename
たとえば、outline というファイルを挿入するには、次のように入力します。
‾r outline |