snmpdx [-h] [-p port_number] [-r filename] [-a filename] [-c dirname] [-i filename] [-o filename] [-y] [-m GROUP|SPLIT] [-d debug_level]
コマンド行の引数を、表 3-2 に示します。
表 3-2 マスターエージェントのコマンド行引数
引数 |
説明 |
---|---|
-a filename |
アクセス制御ファイルのフルパスを指定する。デフォルトのファイルは、/etc/snmp/conf/snmdx.acl。詳しくは、「エージェントアクセス制御ファイル」を参照 |
-c dirname |
エージェントのリソースファイルが含まれているディレクトリのフルパスを指定する。 デフォルトのディレクトリは、/etc/snmp/conf |
-d debug_level |
デバッグのために使用される。debug_level (0〜4) に応じて、特定の情報を印刷する。デフォルトの debug_level は 0 |
-h |
コマンドの使用方法を表示 |
-i filename |
クラッシュ後の復旧の際にマスターエージェントによって使用される PID のフルパスを指定する。UNIX プロセス ID、ポート番号、リソース名、およびエージェント名などが含まれる。デフォルトのファイルは、/var/snmp/snmpdx.st |
-o filename |
このファイルには、(Sun Microsystems, 1.3.1.6.1.4.32) のように (enterprise_name, oid) の組み合わせを記述しておく。このファイルに基づいて、トラップのフィルタおよびプロセスの転送が行われる。デフォルトのファイルは、/etc/snmp/conf/enterprises.oid |
-m GROUP | SPLIT |
SNMP 要求の転送モードを指定する。デフォルトのモードは GROUP。2 つのモードの詳細は、「要求の送信」を参照 |
-p port_number |
ポート番号を指定する。デフォルトのポート番号は 161。 -p 1234 のように指定する |
-r filename |
マスターエージェントによって使用されるリソースファイル名のフルパスを指定する。リソースファイルには、マスターエージェントが呼び出したり、管理したりするサブエージェントについての情報を保存する。デフォルトのリソースファイルは、/etc/snmp/conf/snmpdx.rsrc。詳しくは、「エージェントリソース構成ファイル」を参照 |
-y |
マスターエージェントのプロセスを呼び出して、復旧モジュールを呼び出す際の復旧インジケータシグナル。復旧プロセスでは、前のセッションのどのサブエージェントが実行状態のままかを検出する。実行状態にないサブエージェントは、マスターエージェントによって再度起動される |