Solaris Java Plug-in ユーザーズガイド

付録 A トラブルシューティング

この付録では、次の内容について説明します。

一般的な障害

以下に、Solaris 用 Java Plug-in の使用時に発生する可能性がある、一般的な障害について記載します。さらに情報が必要な場合は、「Java Plug-in FAQ」を参照してください。

Java Plug-in トレース出力の表示

JAVA_PLUGIN_TRACE 環境変数を設定することにより、アプレット内で実行されている Java 命令を表示できます。デフォルトでは、このトレース情報は、Netscape Alert Panel に表示されます。

トレース出力を端末ウィンドウに表示する場合は、「トレース出力の端末ウィンドウへの表示」を参照してください。

該当するシェルのコマンドを入力します。

表 A-1 トレース出力の表示
 シェル コマンド
csh% setenv java_plugin_trace
sh または ksh% java_plugin_trace=""
 % export java_plugin_trace

トレース出力の端末ウィンドウへの表示

トレース出力は、次のウィンドウに表示できます。

トレース出力を該当する端末ウィンドウに表示する方法
  1. ‾/.Xdefaults ファイルを編集し、次の行を True から False に変更します。

    *useStderrDialog: False

    *useStdoutDialog: False

  2. プロンプトで xrdb -merge .Xdefaults と入力し、リソースを再ロードします。

トレース出力を各ユーザの端末ウィンドウに表示する方法
  1. Netscape リソースファイル /<installation directory>/lib/locale/C/app-defaults/Netscape を編集し、次の行を True から False に変更します。

    *useStderrDialog: False

    *useStdoutDialog: False

  2. Netscape を停止させてから、再起動します。

Java Plug-in エラーメッセージの表示

Java Plug-in コンソール (「[基本 (Basic)] タブ」を参照) 上の [Java コンソールの表示 (Show Java Console)] オプション を有効にすると、Java Plug-in が生成したエラーメッセージを表示できます。Java Plug-in が有効に設定されたページを開いているときにエラーが発生すると、Java Plug-in コンソールが開き、エラー出力が表示されます。コンソールウィンドウには、Java System.err または System.out ストリームに書き込まれたすべての出力が表示されます。

バグレポート

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