物理ディスクを修復する場合、サブミラーをオフライン / オンライン設定すると便利です。たとえば、SCSI チェーン内のディスクに障害が発生した場合、そのチェーン内のその他すべてのメタデバイスは、壊れたディスクの交換中にオフラインにすることができます。交換用のディスクを取り付けてから、メタデバイスをオンラインに戻します。
サブミラーをオフラインにすると、DiskSuite は、そのミラーに対するすべての入出力を記録します。サブミラーをオンラインに戻したとき、DiskSuite はデータの最適化された再同期を実行し、サブミラー全体ではなく、変更部分だけを再同期します。
オフラインにされていたサブミラーは、読み取り専用でだけマウントできます。
サブミラーのオフライン / オンライン設定手順は、本質的に同じものです。
前提条件 (「DiskSuite オブジェクトを保守するための前提条件」) を満たし、予備情報 (「ミラーの予備情報」) を読んだことを確認する。
オブジェクトリストから、既存のミラーオブジェクトをダブルクリックする。
オブジェクトがキャンバスに表示されます。
ミラーオブジェクトのポップアップウィンドウを表示し、「情報」を選択する。
「ミラー情報」ウィンドウが表示されます。
サブミラーがオフラインであれば、「オンライン」をクリックする。サブミラーがオンラインであれば、「オフライン」をクリックする。
サブミラーの状態は、「オフライン (予定設定済み)」または「オンライン (予定設定済み)」に変化します。
「閉じる」をクリックする。
ミラーオブジェクトの先頭の矩形をクリックし、「確定」をクリックする。
ミラーをオフラインにすると、ミラーの状態は「オフライン」に変化します。ミラーをオンラインにすると、DiskSuite は再同期の操作を開始します。