DiskSuite では、SPARCstorage Array ディスクに加えて、非 SPARCstorage Array (SCSI) ディスクの起動と停止もサポートします。
SPARCstorage Array ディスクが停止した場合、「ディスク表示」キャンバスのディスクの下に「下向き矢印」が表示されます。「ディスク情報」ウィンドウにもディスクの状態が表示される (現在「ディスク表示」ウィンドウは、非 SPARCstorage Array (SCSI) ディスクに対して「下向き矢印」を表示しません。非 SPARCstorage Array ディスク上で入出力が実行されると、自動的にそのディスクを起動します)。
通常、ディスクの停止は、ハードウェアの保守を行うときに一連の手順の一部として実行されます。通常、ディスクを単独で停止することはありません。
1 つの SPARCstorage Array トレイを停止することによって、SPARCstorage Array 全体の電源を切断することなく、ディスクを交換できます。
現在、ディスクの起動や停止を行うときに、DiskSuite はイベント通知を生成しません。つまり、同じホスト上で DiskSuite ツールの複数のインスタンスを実行している場合、1 つの DiskSuite ツールでディスクの起動や停止を行なっても他のインスタンスは更新されません。このような障害が発生する可能性を回避するには、ディスクの起動や停止を行うときに、同じホスト上で DiskSuite ツールの複数のインスタンスを実行しないでください。
ssaadm(1M) コマンドを使用してディスクの起動や停止を行なった場合、DiskSuite 用のイベント通知は生成されません。したがって、ディスクの起動や停止を行う場合には、DiskSuite ツールと ssaadm(1M) を一緒に使用しないでください。一緒に使用した場合、DiskSuite ツールによるディスクの状態表示が正しく行われないことがあります。ディスクの起動と停止には、必ずいずれかの方法を使用してください。