AP データベースには、ディスクおよびネットワークパスグループについての情報が含まれています。パスグループが最初に定義されたときは、そのパスグループ定義は「未確定の」データベースエントリです。パスグループの定義については、第 3 章「メタディスクと ディスクパスグループの使用」および第 5 章「メタネットワークと ネットワークパスグループの使用」を参照してください。未確定のエントリに関連付けられているメタディスクまたはメタネットワークは、パスグループ定義が「確定される」までは使用できません。逆に、パスグループ定義を削除する場合は、削除を確定しないと定義は削除されません。2 つの状態 (未確定と確定) によって、操作を実行する前にその影響を確認することができます。未確定のデータベースエントリを確定するには、apdb -C コマンドを使用します。
未確定のエントリは、それらを確定するか削除するまで無期限にデータベース内に残ります。ただし、アップグレードは例外です。AP ソフトウェアをアップグレードすると、未確定のエントリが削除されます。
-S、-u オプションを指定した apconfig(1M) コマンドを実行します。-S は記憶装置、-u は uncommitted (未確定) を表します。
# apconfig -S -u c1 sf:0 P A c2 sf:1 メタディスク名: mc1t5d0 U mc1t4d0 U mc1t3d0 U mc1t2d0 U mc1t1d0 U mc1t0d0 U
詳細は、第 3 章「メタディスクと ディスクパスグループの使用」を参照してください。
-S オプションを指定した apconfig(1M) コマンドを実行します。-S は記憶装置を意味します。
# apconfig -S c1 pln:0 P A c2 pln:1 メタディスク名: mc1t5d0 R mc1t4d0 mc1t3d0 mc1t2d0 mc1t1d0 mc1t0d0
詳細は、第 3 章「メタディスクと ディスクパスグループの使用」を参照してください。
-N、-u オプションを指定した apconfig(1M) コマンドを実行します。-N は ネットワーク、-u は uncommitted (未確定) を表します。
# apconfig -N -u メタネットワーク: mether0 U 物理デバイス: hme2 A qfe0
詳細は、第 5 章「メタネットワークと ネットワークパスグループの使用」を参照してください。
-N オプションを指定した apconfig(1M) コマンドを実行します。
# apconfig -N メタネットワーク: mether3 物理デバイス: hme4 A qfe2
詳細は、第 5 章「メタネットワークと ネットワークパスグループの使用」を参照してください。