fast_write サブコマンドを使用して、NVRAM を使用した SPARCstorage Array の書き込み性能の向上を有効または無効にします。
以下のサブシステムで使用することができます。
表 2-26 fast_write のオプションと引数
オプション/引数 |
説明 |
---|---|
パス名 |
SPARCstorage Array のコントローラまたは単一のディスクです。 |
-e |
SPARCstorage Array に変更内容が保存され、電源を切断しても保持されます。 |
-c |
同期書き込みのみの高速書き込みを有効にします。 |
-e |
高速書き込みを有効にします。 |
-d |
高速書き込みを無効にします。 |
nvram_data サブコマンドを使用して、特定のディスクの NVRAM の高速書き込みデータの量を表示します。このコマンドは、単一のディスクに対してのみ使用することができます。
以下のサブシステムで使用することができます。
表 2-27 nvram_data のオプションと引数
オプション/引数 |
説明 |
---|---|
パス名 |
SPARCstorage Array のコントローラまたは単一のディスクです。 |
purge サブコマンドを使用して、1 つまたは複数のディスクの NVRAM から、任意の高速書き込みデータをパージします。
以下のサブシステムで使用することができます。
SPARCstorage Array
purge サブコマンドは、注意して使用してください。通常は、ドライブで障害が発生した場合のみ使用します。
luxadm [ -v ] purge パス名
オプション/引数 |
説明 |
---|---|
パス名 |
SPARCstorage Array のコントローラまたは単一のディスクです。SPARCstorage Array のコントローラを指定した場合は、指定したコントローラに対応するすべてのディスクの高速書き込みデータがパージされます。 |
sync_cache サブコマンドを使用して、1 つまたは複数のディスクの未処理データを NVRAM から媒体にフラッシュします。
以下のサブシステムで使用することができます。
表 2-29 sync_cache のオプションと引数
オプション/引数 |
説明 |
---|---|
パス名 |
SPARCstorage Array のコントローラまたは単一のディスクです。SPARCstorage Array のコントローラを指定した場合は、指定したコントローラに対応するすべてのディスクの未処理データがフラッシュされます。 |