このマニュアルでは、サンのフレームバッファーの設定オプションについて説明しています。このマニュアルで扱っているフレームバッファーのデバイスは以下のとおりです。
TurboGXplus(TM) フレームバッファー
S24(TM) フレームバッファー
SX フレームバッファー
Creator、Creator 3D グラフィックスアクセラレータ、フレームバッファー
PGX(TM) グラフィックスアクセラレータ
Elite 3D グラフィックスアクセラレータ
このマニュアルは、ビデオやグラフィックスの仕様に合わせてフレームバッファーやグラフィックスアクセラレータを設定する方を対象としています。
このマニュアルの構成は、以下のとおりです。
第 1 章「TurboGXplus フレームバッファー」では、TurboGXplus カードを備えたシステムのさまざまな画面解像度を設定する方法や、複数モニターを使用する方法について説明します。
第 2 章「S24 フレームバッファー」では、S24 フレームバッファーのハードウェアオプションについて説明します。
第 3 章「SX フレームバッファー」では、SX フレームバッファー (cgfourteen) の表示解像度を変更する方法について説明します。
第 4 章「Creator グラフィックスアクセラレータ」では、ffbconfig ユーティリティーの使用方法について説明します。このユーティリティーにより、Creator 3D グラフィックスアクセラレータ、接続モニター、対応する X11 ウィンドウシステムの設定オプションを選択することができます。
第 5 章「Creator ウィンドウシステム」では、Creator および Creator 3D グラフィックスアクセラレータ上での Solaris X11 ウィンドウシステムの動作について説明します。
第 6 章「Creator グラフィックスアクセラレータにおける XIL の高速化」では、Creator および Creator 3D グラフィックスアクセラレータに固有の XIL 関数について説明します。
第 7 章「PGX グラフィックスアクセラレータ」では、m64config ユーティリティーを使用して、PGX グラフィックスアクセラレータの画面解像度を変更する方法について説明します。
第 8 章「PGX32 グラフィックスアクセラレータ」では、GFXconfig コマンドを使用して PGX32 グラフィックスアクセラレータの画面解像度を変更する方法について説明します。
第 9 章「Elite3D グラフィックスアクセラレータ」では、afbconfig ユーティリティーの使用方法について説明しています。afbconfig ユーティリティーは、Elite3D グラフィックスアクセラレータ、接続モニター、対応するX11 ウィンドウシステムの設定オプションを選択することができます。
第 10 章「複数のモニターの接続」では、SPARCstation システムで複数のモニターを使用する方法について説明します。
このマニュアルで使用している書体と記号について説明します。
表 P-1 このマニュアルで使用している書体と記号
書体または記号 |
意味 |
例 |
---|---|---|
AaBbCc123 |
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例。 |
.login ファイルを編集します。 ls -a を実行します。 % You have mail. |
AaBbCc123 |
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して表します。 |
machine_name% su Password: |
AaBbCc123またはゴシック |
コマンド行の可変部分。実際の名前や値と置き換えてください。 |
rm filename と入力します。 rm ファイル名 と入力します。 |
『 』 |
参照する書名を示します。 |
『Solaris ユーザーマニュアル』 |
「 」 |
参照する章、節、または、 強調する語を示します。 |
第 6 章「データの管理」を参照。 この操作ができるのは「スーパーユーザー」だけです。 |
¥ |
枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅をこえる場合に、継続を示します。 |
% grep `^#define ¥ XV_VERSION_STRING' |
シェルプロンプトの例を以下に示します。.
表 P-2 シェルプロンプト
シェル |
プロンプト |
---|---|
UNIX の C シェル |
machine_name% |
UNIX の Bourne シェルと Korn シェル |
machine_name$ |
スーパーユーザー (シェルの種類を問わない) |
# |