SunVTS 4.2 テストリファレンスマニュアル

rsctest のコマンド行構文

RSC 1.0: /opt/SUNWvts/bin/rsctest 標準引数-o enet=E/D,epattype=seq+rand,esize=パケットサイズ, epkts=パケット数,target=IP_アドレス,etest=I+E+P,flash=E/D, seeprom=E/D,serial=E/D,sdatsize=データサイズ,slb=I+E, spattype=seq+rand,stest=u_u+c_c+d_d,ttyubaud=ボーレート|all

RSC 2.0: /opt/SUNWvts/bin/rsctest 標準引数 -o enet=E/D, epattype=seq+rand,esize=パケットサイズ, epkts=パケット数,target=IP_アドレス, etest=I+E+PHY+P,flash=E/D, seeprom=E/D,fruseeprom=E/D,tod=E/D, i2c=E/D,serial=E/D, sdatsize=データサイズ,slb=I+E,spattype=seq+rand, stest=u_u+c_c+d_d,ttyubaud=ボーレート|all,rscmodem=E/D

表 43-5 rsctest のコマンド行構文

引数 

説明 

enet=enable|disable

RSC Ethernet テストを有効または無効にします。 

epattype=seq+rand

Enet テストに使用する既定のパターンオプション 

esize=パケットサイズ

Enet テストで使用するパケットのサイズ 

epkts=パケット数

Enet テストで送信するパケット数 

target=IP アドレス

Enet の ping テストの宛先システムの IP アドレス 

etest=Internal+External+Ping(RSC 1.0)

etest=Internal+PHY+External+ Ping (RSC 2.0)

RSC Enet テストのテストモード 

flash=enable|disable

RSC フラッシュの検査合計テストを有効または無効にします。 

seeprom=enable|disable

RSC SEEPROM の検査合計テストを有効または無効にします。 

fruseeprom=E/D (RSC 2.0 のみ)

RSC FRU SEEPROM 検査合計テストを有効または無効にします。 

tod=E/D (RSC 2.0 のみ)

RSC Time Of Day テストを有効または無効にします。 

i2c=E/D(RSC 2.0 のみ)

RSC i2c テストを有効または無効にします。 

serial=enable|disable

RSC シリアルテストを有効または無効にします。 

sdatsize=data_size

RSC シリアルテストで使用するデータサイズ 

slb=Internal+External

ループバックタイプ。C と D ポートに対しては、External を選択することはできません。 

spattype=seq+rand

RSC シリアルテストに使用する既定のパターンオプション 

stest=u_u+c_c+d_d

RSC シリアルテストに使用するポート構成を指定します。 

ttyu_baud=ALL|指定ボーレート

RSC のコンソールポートのテストに使用するボーレートを指定します。 

rscmodem=E/D

RSC PCMCIA モデムテストを有効または無効にします。 


注 -

64 ビットのテストは、sparcv9 サブディレクトリに格納されています (/opt/SUNWvts/bin/sparcv9/テスト名)。このディレクトリにテストが存在しない場合は、そのテストは、32 ビットのテストとしてだけ実行することができます。詳細は、「32 ビットテストと 64 ビットテスト」を参照してください。