Sun WBEM SDK 開発ガイド

スキーマ MOF ファイル

Solaris WBEM Services をインストールすると、CIM スキーマと Solaris スキーマを形成する MOF ファイルがディレクトリ /usr/sadm/mof に置かれます。これらのファイルは、CIM Object Manager の起動時に自動的にコンパイルされ実行されます。

ファイル名の中に CIM を含む CIM スキーマファイルが、標準の CIM オブジェクトになります。CIM スキーマの各構成については、CIM Specification のバージョン 2.1 (http://dmtf.org/spec/cims.html で入手可) を参照してください。

Solaris スキーマは、標準の CIM スキーマを拡張することによって Solaris オブジェクトを記述したものです。Solaris スキーマを構成する MOF ファイルは、ファイル名にある Solaris 接頭辞を使用しますが、使用しない場合は CIM スキーマ MOF ファイルと同じファイルの命名規則に従います。Solaris スキーマを構成する MOF ファイルは、任意のテキストエディタで表示できます。