Sun WBEM SDK 開発ガイド

MOF の構文

プログラマは、CIM API を使用し、MOF で開発された CIM オブジェクトを Java クラスとして表現できます。CIM Object Manager は、これらの CIM オブジェクトを調べて、CIM 2.1 仕様に準拠するようにします。場合によっては、 MOF ファイル内で、CIM 仕様を厳守していなくても構文上は正しいものは表示されることがあります。そのような MOF ファイルがコンパイルされると、CIM Object Manager はエラーメッセージを返します。

たとえば、MOF ファイルの修飾子定義でスコープを指定すると、CIM Object Manager はコンパイルエラーを返します。これは、CIM 修飾子型の定義内でしかスコープは指定できないためです。CIM Qualifier は、CIM Qualifier Type で指定されたスコープを変更することはできません。