Diskless Client Management ツールは、コマンド行インタフェースを使用して動作させます。独自のシェルスクリプトを書いて 表 10–1 に示すコマンドを使用することにより、ディスクレスクライアント環境を簡単にセットアップし管理することができます。
表 10–1 Diskless Client Management のコマンド
コマンド |
サブコマンド |
タスク |
---|---|---|
/usr/sadm/bin/smosservice |
add |
OS サービスを追加する |
delete |
OS サービスを削除する |
|
list |
OS サービスをリスト表示する |
|
patch |
OS サービスのパッチを管理する |
|
/usr/sadm/bin/smdiskless |
add |
ディスクレスクライアントを OS サーバーに追加する |
delete |
ディスクレスクライアントを OS サーバーから削除する |
|
list |
OS サーバー上のディスクレスクライアントをリスト表示する |
|
modify |
ディスクレスクライアントの属性を変更する |
次に示す 2 種類の方法で、これらのコマンドに関するヘルプを参照することができます。
「使用法」 - 「使用法」を参照するには、コマンド、サブコマンド、および必要なオプションの後に -h オプションを使用します。たとえば、smdiskless add の「使用法」を表示するには、次のように実行します。
% /usr/sadm/bin/smdiskless add -p my_password -u my_user_name -- -h |
マニュアルページ - マニュアルページを参照するには、man の後にコマンド名を入力します。たとえば smdiskless のマニュアルページを表示するには、次のように実行します。
% man smdiskless |