Solaris 8 のシステム管理 (追補)

makemap における変更点

makemap コマンドでは、sendmail のデータベースファイルを作成します。次の表は、新しい makemap オプションを示したものです。オプションの宣言には、次の構文を使用します。


makemap options class filename

この構文を使用する際には、次の点に注意してください。

表 21–23 新しい makemap オプション

オプション 

説明 

-C

TrustedUser オプションの検索に指定された sendmail 構成ファイルを使用する。

-c

指定された hashbtree キャッシュサイズを使用する。

-e

RHS (right-hand side) の空値を許可する。 

-l

サポートされるマップタイプをリスト表示する。 

-u

データベースの内容を標準出力にダンプ (マップ解除) する。 


注 –

makemap がスーパーユーザーとして動作している場合、生成されるマップの所有者は、sendmail 構成ファイルの指定に従って、自動的に TrustedUser に変更されます。TrustedUser オプションについては、表 21–2 を参照してください。