makemap コマンドでは、sendmail のデータベースファイルを作成します。次の表は、新しい makemap オプションを示したものです。オプションの宣言には、次の構文を使用します。
makemap options class filename |
options の前にはダッシュが必要です (たとえば、-dN)。
class にはデータベースのタイプを指定します (たとえば、btree、dbm、hash など)。
filename には、データベースファイルへのフルパス (または相対名) を指定します。
オプション |
説明 |
---|---|
-C |
TrustedUser オプションの検索に指定された sendmail 構成ファイルを使用する。 |
-c |
指定された hash と btree キャッシュサイズを使用する。 |
-e |
RHS (right-hand side) の空値を許可する。 |
-l |
サポートされるマップタイプをリスト表示する。 |
-u |
データベースの内容を標準出力にダンプ (マップ解除) する。 |
makemap がスーパーユーザーとして動作している場合、生成されるマップの所有者は、sendmail 構成ファイルの指定に従って、自動的に TrustedUser に変更されます。TrustedUser オプションについては、表 21–2 を参照してください。