下記の表では、PrivacyOptions (popt) の新しい引数と更新された引数を示します。このオプションは、sendmail が root 特権を放棄することなく、コマンド行から宣言することができます。この sendmail オプションを宣言するには、次のいずれかの構文を使用します。
O PrivacyOptions=argument # 構成ファイル用 -OPrivacyOptions=argument # コマンド行用 define(`confPRIVACY_FLAGS',`argument') # m4 構成用 |
次の表では、PrivacyOptions オプションの新しい引数と更新された引数を示します。
表 21–8 PrivacyOptions の新しい引数と更新された引数
引数 |
説明 |
---|---|
goaway |
noetrn フラグと noreceipts フラグは許可されなくなりました。 |
nobodyreturn |
この引数は、オリジナルのメッセージの本文を配信ステータス通知に含まないことを sendmail に知らせます。 |
noreceipts |
この引数を設定すると、配信ステータス通知 (DSN: Delivery Status Notification) が発行されません。 |