Solaris 8 のインストール (上級編)

カスタム JumpStart インストール実行時の流れ

Solaris ソフトウェアのインストール時、JumpStart は rules.ok ファイルを読み取って、定義されたシステム属性がインストール中のシステムと一致する最初のルールを見つけようとします。一致するルールが見つかった場合、インストールプログラムは、ルール内に指定されたプロファイルを使用して、自動的にシステムをインストールします。

図 18-1 はスタンドアロン型、つまりネットワークに接続されていないシステムで、システムのフロッピーディスクドライブを使用してカスタム JumpStart インストールを行う場合を示しています。

図 18-1 カスタム JumpStart インストールの動作: ネットワークに接続されていないシステムの例

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図 18-2 にネットワーク上の複数のシステムに対して、カスタム JumpStart インストールを行う場合を示します。この場合、1 つのサーバーからさまざまなプロファイルにアクセスします。

図 18-2 カスタム JumpStart インストールの動作: ネットワークに接続されているシステムの例

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図 18-1図 18-2 に示すように、設定する必要があるカスタム JumpStart ファイルは、フロッピーディスクとサーバー (それぞれ、プロファイルフロッピーディスクとプロファイルサーバーと呼びます) のどちらにあってもかまいません。

図 18-3 は、カスタム JumpStart インストール中のシステムの流れを説明して、JumpStart がカスタム JumpStart ファイルを見つけるのに使用する検索順序を示しています。

図 18-3 カスタム JumpStart インストール実行時の流れ

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