特記事項: luxadm ソフトウェア

Sun StorEdge A5x00 ディスクまたはアレイのアドレス指定

個々のディスクまたはアレイを luxadm に指定するには、いくつかの方法があります。パス名、World Wide 名 (WWN)、または格納装置名を指定できます。

パス名

デバイスまたはアレイを指定するには、完全な物理パス名または完全な論理パス名を使用します。Sun StorEdge A5x00 アレイ およびシステム上のすべての SENA インタフェースボードに対して、物理パスへの論理リンクが、/dev/es ディレクトリに保存されています。

World Wide 名

WWN は一意の 16 桁の 16 進数で、製造過程で各デバイスにプログラムされています。パス名の代わりに WWN を使用して、個々の FC-AL ディスクまたはアレイを選択できます。

格納装置名

デバイスの格納装置名とスロット番号は、次のように指定します。


ボックス名,[f|r]スロット番号

表 1-1 Sun StorEdge A5x00 ディスクアレイのディスクアドレスを格納装置名で指定

オプション / 引数 

説明 

ボックス名

Sun StorEdge A5x00 の格納装置名です。enclosure_name サブコマンドまたはフロントパネルモジュールで指定します。Sun StorEdge A5x00 インタフェースボードを指定するには、オプションのスロット番号ではなく、ボックス名を使用します。

f または r

Sun StorEdge A5x00 の格納装置の前面 (front) または背面 (rear) のスロットを指定します。 

スロット番号

Sun StorEdge A5x00 の格納装置のスロット番号です。0 〜 6 または 0 〜 10 を指定します。 

Sun StorEdge A5x00 のアドレス指定例

個々のディスクの指定

以下に示す方法で、Sun StorEdge A5x00 ディスクアレイに個々のディスクを指定できます。

全ディスクアレイの指定


注 -

アレイ全体、パス名、WWN および格納装置名 (ボックス名)を指定する場合は、Sun StorEdge A5x00 インタフェースボードを指定します。


次に示す方法で、Sun StorEdge A5x00 ディスクアレイ全体のアドレスを指定できます。