前述の手順で luactivate の使用に失敗した場合は、以下の手順で CD またはネットイメージからブートしてください。1 つ前のアクティブブート環境からルート (/) スライスをマウントする必要があります。その後で、ブート環境の切り替えを行う luactivate コマンドを実行してください。リブートすると、1 つ前のアクティブブート環境が再び起動されます。
ok プロンプトで、インストール CD、ネットワーク、またはローカルディスクからシステムをブートし、シングルユーザーモードに切り替えます。
ok boot cdrom -s |
または
ok boot net -s |
または
ok boot disk -s |
disk |
オペレーティングシステムのコピーが置かれているディスクとスライスの名前。例: disk1:A |
必要に応じて、フォールバックブート環境のルート (/) が置かれているファイルシステムの完全性を確認します。
# fsck mount point |
mount_point |
信頼性のあるルートファイルシステム |
アクティブブート環境のルートスライスをディレクトリ (/mnt/sbin など) にマウントします。
# mount logical_device_name /mnt/sbin |
logical_device_name |
任意のデバイス (Veritas VxVM ボリューム、Solstice DiskSuite メタデバイスなど) |
アクティブブート環境のルートスライスから、次のように入力します。
# /mnt/sbin/luactivate |
前の稼働ブート環境がアクティブになり、結果が示されます。
/mnt/sbin のマウントを解除します。
# umount logical_device_name /mnt/sbin |
logical_device_name |
任意のデバイス (Veritas VxVM ボリューム、Solstice DiskSuite メタデバイスなど) |
リブートします。
# init 6 |
前の稼働ブート環境がアクティブブート環境になります。