SunVTS 4.6 テストリファレンスマニュアル

wrsmtest のオプション

ダイアログボックスを表示するには、システムマップにあるテスト名を右クリックし、Test Parameter Options を選択します。システムマップにこのテスト名が表示されない場合は、グループツリーを展開すると表示される場合があります。展開しても表示されない場合は、このテストに合ったデバイスがシステムに含まれていない可能性があります。詳細は、『SunVTS 4.6 ユーザーマニュアル』を参照してください。

図 62-1 wrsmtest の テストパラメタオプションダイアログボックス

Graphic

表 62-1 wrsmtest のオプション

オプション 

説明 

Target Host 

テストのターゲットとなるクラスタノードを 1 台以上指定します。ターゲットホストは、ホスト名とインターネットアドレスのどちらでも指定できます。ターゲットホストの指定を省略すると、必要なホストがブロードキャストによって自動検出されます。デフォルトでは、このフィールドは空です。 

Test Type 

実行するサブテストを指定します。 

  • ランダムテスト (Random Test) - 任意長のランダムデータを含む 256 個のパケットを送出します。

  • 増分テスト (Incremental Test) - 増分データを使用して最小から最大までのパケットサイズでパケットを送出します。

  • パターンテスト (Pattern Test) - 最大長のパケット 256 個を送信します。各パケットには 1 つのテストパターンが含まれており、すべてのバイトパターン (0 〜 0xFF) が使用されます。

デフォルトでは、すべてのサブテストが選択されます。 

Number of Packets 

テストに使用するパケットの数を指定します。デフォルトは 256 個です。 

Receive Timeout 

受信がタイムアウトするまでの時間を秒単位で指定します。0 〜 600 秒の範囲内の値を指定してください。デフォルトは 120 秒です。 

Number of Retries 

エラーフラグを立てるまでの再試行回数を指定します。0 〜 128 の範囲内の値を指定してください。デフォルトは 3 回です。 

Print Warning 

警告エラー (retry on timeout など) を表示する場合は、有効にします。デフォルトでは無効になっています。

Link Max Error Limit 

テストに合格するためのリンクエラーの上限数。テスト中に通知されたリンクエラー数がこの上限を超過すると、テスト対象のデバイスは不合格と判定され、エラーメッセージが通知されます。 

Link Average Error Limit 

テストに合格するための平均リンクエラーの上限数。平均リンクエラーとは、1 時間あたりのリンクエラー数の平均値です。テスト中に通知された平均リンクエラーがこの上限を超過すると、テスト対象のデバイスは不合格と判定され、エラーメッセージが通知されます。デフォルトの平均リンクエラーは 40 件です。