Java Enterprise System インストーラを実行後、amconfig スクリプトが、Solaris システムでは AccessManager-base /SUNWam/bin ディレクトリに、Linux システムでは AccessManager-base/identity/bin ディレクトリにあります。
amconfig スクリプトは、サイレント設定入力ファイルを読み取ってから、必要に応じてサイレントモードでほかのスクリプトを呼び出し、要求された処理を実行します。
amconfig スクリプトを実行するには、次の構文を使います。
amconfig -s input-file |
各表記の意味は次のとおりです。
-s は amconfig をサイレントモードで実行します。
input-file はサイレント設定入力ファイルで、実行したい操作用の設定変数を含んでいます。詳細については、「Access Manager の設定スクリプト入力ファイルのサンプル」を参照してください。
amconfig スクリプトを実行するときには、以下の点を考慮してください。
スーパーユーザー (root) として実行する必要があります。
amsamplesilent ファイル (またはこのファイルのコピー) へのフルパスを指定してください。次に例を示します。
# cd /opt/SUNWam/bin # ./amconfig -s ./amsamplesilent
または
# ./amconfig -s /opt/SUNWam/bin/amsamplesilent
Access Manager 7 2005Q4 リリースでは、次のスクリプトはサポートされていません。
またデフォルトでは、amserver start は認証ヘルパー amsecuridd および amunixd のみを開始します。amsecuridd 認証ヘルパーは、Solaris OS SPARC プラットフォームでのみ利用可能です。