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Sun Java System Portal Server Secure Remote Access 6 管理ガイド 2004Q2 

付録 B
設定属性

この付録では、Identity Server 管理コンソールを使用して、各 Secure Remote Access コンポーネントの「サービス設定」タブから設定できる Portal Server Secure Remote Access の属性を説明します。


アクセスリストサービス

表 B-1 は、アクセスリストサービスの属性を示しています。

表 B-1 アクセスリストサービスの属性 

属性

デフォルト値

説明

拒否される URL

 

エンドユーザーがゲートウェイを通じてアクセスできない URL のリスト

許可される URL

*

エンドユーザーがゲートウェイを通じてアクセスできる URL のリスト

シングルサインオンを無効にするホスト

 

リスト内のホストに対して、シングルサインオンを無効にする

セッションごとのシングルサインオンを有効

 

セッションでのシングルサインオンを有効にする

許可される認証レベル

*

認証を信頼する程度を指定する。すべての認証レベルを許可するときは、アスタリスク (*) を入力する。認証レベルについては、『Identity Server 管理ガイド』を参照


ゲートウェイサービス

ゲートウェイサービスをクリックすると、右のパネルに新規プロファイルを作成するためのボタンと、すでに作成されているゲートウェイプロファイルのリストが表示されます。

「新規」をクリックすると、隣のパネルに、新規ゲートウェイプロファイルの名前を入力するように表示されます。デフォルトテンプレートを使用するか、以前作成したゲートウェイプロファイルをテンプレートとして使用するかを選択するオプションがあります。

表示されているゲートウェイプロファイル名をクリックすると、次のタブが表示されます。

コア

表 B-2 は、ゲートウェイサービスのコア属性を示しています。

表 B-2 ゲートウェイサービスのコア属性 

属性

デフォルト値

説明

HTTPS 接続を有効

 

HTTPS 接続を有効にする

HTTPS ポート

443

HTTPS ポートを指定する

HTTP 接続を有効

*

HTTP 接続を有効にする

HTTP ポート

80

HTTP ポートを指定する

リライタプロキシを有効

*

ゲートウェイとイントラネットの間の HTTP トラフィックをセキュリティ保護できる。このリライタプロキシとゲートウェイでは、同じゲートウェイプロファイルが使用される

リライタプロキシのリスト

 

リライタプロキシをリストする。リライタプロキシのインスタンスが複数存在する場合には、host-name:port の形式で個別に詳細を入力する

Netlet を有効

選択

TCP/IP アプリケーション (Telnet や SMTP など)、HTTP アプリケーション、同じポートを使用するすべてのアプリケーションをセキュリティ保護できる

プロキシレットを有効

選択

クライアントマシン上でプロキシレットのダウンロードを有効にする

Netlet プロキシを有効

 

クライアントからの安全なトンネルを、ゲートウェイを経由してイントラネット内の Netlet プロキシまで拡張することで、ゲートウェイとイントラネット間の Netlet トラフィックのセキュリティを補強する。Portal Server でアプリケーションを使用しない場合は、無効にする

Netlet プロキシホスト

 

Netlet プロキシホストを「ホスト ホスト名: ポート」の形式でリストする

Cookie 管理を有効

 

ユーザーがアクセスを許可されたすべての Web サイトに対して、ユーザーセッションを追跡したり管理したりできる (Portal Server ユーザーセッションを追跡するのに、Portal Server で使用される cookie にはこの設定が適用されない)

HTTP 基本認証を有効

選択

ユーザー名とパスワードを保存する。ユーザーは BASIC で保護された Web サイトに再びアクセスするときに証明情報を再入力する必要はない

持続的 HTTP 接続を有効

選択

ゲートウェイで HTTP の持続的接続を有効にし、Web ページのイメージやスタイルシートなどのすべてのオブジェクトにソケットが開かれないように設定することができる

持続接続ごとの最大要求数

10

持続的接続 1 つあたりの要求数を指定する

持続ソケット接続のタイムアウト

50

ソケットを閉じるまでに必要な時間を指定する

回復時間に必要な正常なタイムアウト

20

ブラウザが要求を送信してからゲートウェイに到達するまでの猶予時間と、ゲートウェイが応答を送信してからブラウザが実際に受信するまでの時間を指定する

ユーザーセッション Cookie を転送する URL

 

サーブレットおよび CGI で、Portal Server の cookie を受信し、API を使用してユーザーを特定することができる

最大接続キュー

50

ゲートウェイが受け付ける最大同時接続数を指定する

ゲートウェイタイムアウト (ミリ秒)

120000

ゲートウェイがブラウザとの接続をタイムアウトするまでの時間を、ミリ秒単位で指定する

最大スレッドプールサイズ

200

ゲートウェイスレッドプールで事前に作成できる最大スレッド数を指定する

キャッシュされたソケットのタイムアウト

200000

ゲートウェイが Portal Server との接続をタイムアウトするまでの時間を、ミリ秒単位で指定する

Portal Server

 

Portal Server は http://Portal Server 名:ポート番号の形式で指定する。ゲートウェイは要求を処理するために、リスト内の各 Portal Server に順次アクセスを試みる

サーバーの再試行間隔 (分)

2

Portal Server、リライタプロキシ、Netlet プロキシがクラッシュやパフォーマンス低下で利用できなくなったために、起動しようとする要求を行う間隔を指定する

外部サーバーの Cookie を格納

 

ゲートウェイで、サードパーティ製アプリケーション、またはゲートウェイ経由でアクセスするサーバーからの cookie を格納、管理できる

URL からセッションを取得

 

cookie をサポートするかどうかに関係なく、セッション情報を URL の一部としてコード化する。ゲートウェイでは、クライアントのブラウザから送信されるセッション cookie の代わりに、URL に含まれるこのセッション情報を使用して検証を行う

安全な Cookie としてマークする

 

安全な Cookie としてマークする。「Cookie 管理を有効」オプションが有効である必要がある

プロキシ

表 B-3 は、ゲートウェイサービスのプロキシ属性を示しています。

表 B-3 ゲートウェイサービスのプロキシ属性 

属性

デフォルト値

説明

プロキシを使用する

 

Web プロキシの使用を有効にする

Web プロキシを使用する URL

 

「プロキシを使用する」オプションを無効にしている場合でも、ゲートウェイが「ドメインとサブドメインのプロキシ」リストの Web プロキシだけを使用して接続するのに必要な URL をリストする

Web プロキシを使用しない URL

 

ゲートウェイが直接接続できる URL をリストする

ドメインとサブドメインのプロキシ

iportal.com

sun.com

特定のドメインの特定のサブドメインへのアクセスに使用するプロキシを指定する

プロキシパスワードのリスト

 

プロキシサーバーが一部またはすべてのサイトへのアクセスに認証を要求する場合、指定されたプロキシサーバーでゲートウェイが認証されるために必要な、ユーザー名とパスワードを指定する

自動プロキシ設定サポートを有効

 

「ドメインとサブドメインのプロキシ」フィールドで指定した情報を無視する

自動プロキシ設定ファイルの位置

 

PAC サポートで使用されるファイルの場所を指定する

Web プロキシ経由の Netlet トンネリングを有効

 

ゲートウェイからイントラネット内の Web プロキシまでクライアントからの安全なトンネルを拡張する

セキュリティ

表 B-4 は、ゲートウェイサービスのセキュリティ属性を示しています。

表 B-4 ゲートウェイサービスのセキュリティ属性 

属性

デフォルト値

説明

非認証 URL

/portal/desktop/images

/amserver/login_images

/portal/desktop/css

/amserver/jss

/amconsole/console/css

/portal/searchadmin/console/js

/amconsole/console/js

/amserver/css

イメージを含むディレクトリのように、認証を必要としない URL を指定する

証明書が有効なゲートウェイホスト

 

証明書が有効なゲートウェイホストをリストする

40 ビット暗号化を許可

 

40 ビットの (弱い) SSL (Secure Sockets Layer) 接続を許可する。このオプションを選択していない場合、128 ビット接続だけがサポートされる

SSL バージョン 2.0 を有効

選択

SSL バージョン 2.0 を有効にする

SSL 2.0 を無効化すると、古い SSL 2.0 だけをサポートするブラウザが SRA に対して認証できなくなる。これにより、セキュリティのレベルが格段に向上する

SSL 符号化選択を有効

 

SSL の暗号化方式を選択できるようにする。パッケージ内のすべての暗号化方式をサポートするか、必要な暗号化方式を個別に選択するかを選択することができる。ゲートウェイインスタンスごとに、個別に SSL 暗号化方式を選択できる

SSL2 符号化

 

選択した SSL バージョン 2 の暗号化方式をリストする

SSL3 符号化

 

 

選択した SSL バージョン 3 の暗号化方式をリストする

TLS 符号化

 

TLS 暗号化方式をリストする

SSL バージョン 3.0 を有効

選択

SSL バージョン 3.0 を有効にする

SSL 3.0 を無効化すると、SSL 3.0 だけをサポートするブラウザが SRA に対して認証できなくなる。これにより、セキュリティのレベルが格段に向上する

Null 暗号化方式を有効

 

Null 暗号化を有効にする

信頼できる SSL ドメイン

 

信頼されている SSL ドメインをリストする

リライタ

「リライタ」タブは、さらに 2 つに分かれています。

基本

表 B-5 は、ゲートウェイサービスのリライタ基本属性を示しています。

表 B-5 ゲートウェイサービスのリライタ属性 - 基本 

属性

デフォルト値

説明

すべての URI のリライトを有効

 

「ドメインとサブドメインのプロキシ」リストのエントリをチェックせずに、すべての URL がリライトされる

URI をルールセットにマップ

*://*.iportal.com*/portal/*|default_gateway_ruleset

*/portal/NetFileOpenFileServlet*|null_ruleset

*|generic_ruleset

REPLACE_WITH_IPLANET_MAIL_SERVER_NAME|iplanet_mail_ruleset

REPLACE_WITH_EXCHANGE_SERVER_NAMEexchange_2000sp3_owa_ruleset

*://*.iportal.com*/amconsole/*|default_gateway_ruleset

REPLACE_WITH_INOTES_SERVER_NAME|inotes_ruleset

http*://*/portal/NetFileController*|null_ruleset

「URI をルールセットにマップ」リストを使用して、ドメインとルールセットを関連づける。ルールセットは、Identity Server 管理コンソールの「Portal Server 設定」の下に作成される

パーサーを MIME タイプにマップ

JAVASCRIPT=application/x-java

XML=text/xml

HTML=text/html;text/htm;text/x-component;text/wml;text/vnd.wap.wml

CSS=text/css

新規 MIME タイプを HTML、JAVASCRIPT、CSS、または XML に関連づける。複数のエントリは、セミコロンまたはカンマで区切る

リライトしない URI

 

リライトしない URI をリストする。注 : このリストに #* を追加することで、href ルールがルールセットの一部である場合でも URI をリライトできる

デフォルトのドメイン

 

ホスト名をデフォルトのドメインおよびサブドメインに解決する。これは、インストール時に指定される

拡張

表 B-6 は、ゲートウェイサービスのリライタ拡張属性を示しています。

表 B-6 ゲートウェイサービスのリライタ属性 - 拡張 

属性

デフォルト値

説明

MIME 推測を有効

 

MIME が送信されないときの MIME 推測機能を有効にする。「パーサーと URI のマッピング」リストボックスにデータを追加する必要がある

パーサーと URI のマッピング

 

パーサーと URI をマッピングする。複数の URI はセミコロンで区切られる

たとえば、HTML=*.html; *.htm;*Servlet のように指定する

この例の設定では、リライタは拡張子が html、htm、Servlet のすべてのページのコンテンツをリライトする

マスキングを有効

 

リライタはページのイントラネット URL が判読されないように URI をリライトする

マスキングのシード文字列

 

URI のマスキングに使用するシード文字列を指定する。これは、マスキングアルゴリズムによって生成されるランダムな文字列である

マスクしない URI

 

マスクしないインターネット URI を指定する。アプリケーション (アプレットなど) がインターネット URI を要求するときに使用する

たとえば、次のように追加する

*/Applet/Param*

リストボックスに追加した URL は、コンテンツの URI http://abc.com/Applet/Param1.html がルールセット内のルールと一致する場合にマスクされない

ゲートウェイプロトコルを元の URI プロトコルと同じにする

 

HTML コンテンツ内で参照されるリソースへのアクセスに、リライタは同じプロトコルを使用できる

これは、スタティックな URI だけに適用され、JavaScript によって生成されるダイナミック URI には適用されない

ロギング

表 B-7 は、ゲートウェイサービスのロギング属性を示しています。

表 B-7 ゲートウェイサービスロギングの属性

属性

デフォルト値

説明

ロギングを有効

 

ロギングを有効化する

セッション単位のロギングを有効

 

クライアントアドレス、要求タイプ、宛先ホストなどの最低限のログ情報を取り込めるようにする

セッション単位の詳細なロギングを有効

 

クライアント、要求タイプ、宛先ホスト、要求のタイプ、クライアント要求 URL、クライアントポート、データサイズ、セッション ID、応答結果コード、完全応答サイズなどの詳細情報を取り込めるようにする

注 :「セッション単位のロギングを有効」を有効にする必要がある

Netlet ロギングを有効

 

ロギングを有効にする場合に指定する。その場合、開始時刻、ソース、アドレス、ソースポート、サーバーアドレス、サーバーポート、停止時刻、状態 (起動または停止) が取り込まれる


NetFile サービス

「NetFile サービス」をクリックすると、右のパネルに次のタブが表示されます。

ホスト

「ホスト」タブは、さらに 2 つに分かれています。

設定

表 B-8 は、NetFile サービスのホスト設定属性を示しています。

表 B-8 NetFile サービスのホスト設定属性

属性

デフォルト値

説明

OS 文字セット

Unicode (UTF-8)

ホストとの対話にデフォルトエンコーディングとして使用する文字セットを指定する

ホスト検出順序

WIN、NETWARE、FTP、NFS

ホストの検出順序を指定する

共通ホスト

 

すべてのリモート NetFile ユーザーが NetFile を通じて使用できるホストを指定する

デフォルトドメイン

 

NetFile が許可されたホストへのアクセスに使用するデフォルトドメインを指定する

デフォルトの Windows ドメイン/ワークグループ

 

ユーザーが Windows ホストにアクセスするときに使用する、デフォルトの Windows ドメインまたはワークグループを指定する

デフォルトの WINS/DNS サーバー

 

Windows ホストへのアクセスで NetFile が使用する WINS/DNS サーバーを指定する

アクセス

表 B-9 は、NetFile サービスのホストアクセス属性を示しています。

表 B-9 NetFile サービスのホストアクセス属性

属性

デフォルト値

説明

Windows ホストへのアクセスを許可

選択

Windows ホストにアクセスできるようにする

FTP ホストへのアクセスを許可

選択

FTP ホストにアクセスできるようにする

NFS ホストへのアクセスを許可

選択

NFS ホストにアクセスできるようにする

Netware ホストへのアクセスを許可

選択

Netware ホストにアクセスできるようにする

許可されるホスト

*

NetFile を通じてユーザーがアクセスできるホストを指定する

拒否されるホスト

 

NetFile を通じてユーザーがアクセスできないホストを指定する

権限

ユーザーが NetFile の使用を開始した後にこのオプションを無効にすると、ユーザーがログアウトし再びログインした後に変更内容が有効になります。

表 B-10 は、NetFile サービスの権限属性を示しています。

表 B-10 NetFile サービスの権限属性

属性

デフォルト値

説明

ファイル名の変更を許可

選択

ユーザーがファイル名を変更できるようにする

ファイル/フォルダの削除を許可

選択

ユーザーがファイルおよびフォルダを削除できるようにする

ファイルアップロードを許可

選択

ユーザーがファイルをアップロードできるようにする

ファイル/フォルダのダウンロードを許可

選択

ユーザーがファイルおよびフォルダをダウンロードできるようにする

ファイル検索を許可

選択

ユーザーが検索できるようにする

ファイルのメール送信を許可

選択

ファイルをメール送信できるようにする

ファイルの圧縮を許可

選択

ファイルを圧縮できるようにする

ユーザー ID の変更を許可

選択

ユーザーが別の ID を使用できるようにする

Windows ドメインの変更を許可

選択

ユーザーが Windows ドメインを変更できるようにする

表示

表 B-11 は、NetFile サービスの表示属性を示しています。

表 B-11 NetFle サービスの表示属性

属性

デフォルト値

説明

ウィンドウサイズ

700|400

ユーザーのデスクトップの NetFile ウィンドウのサイズを、ピクセル単位で指定する。無効な値を入力した場合、NetFile はデフォルトの値を使用する

ウィンドウの位置

100|50

NetFile ウィンドウがユーザーのデスクトップに表示される位置を指定する。無効な値を入力した場合、NetFile はデフォルトの値を使用する

操作

「操作」タブは、さらに次のように分かれています。

トラフィック

表 B-12 は、NetFile サービスの操作トラフィック属性を示しています。

表 B-12 NetFile サービスの操作トラフィック属性 

属性

デフォルト値

説明

一時ディレクトリの場所

/tmp

NetFile のファイル操作で使用する一時ディレクトリ指定する

Web サーバーが実行時に使用する ID (nobody または noaccess) に、指定されたディレクトリに対するアクセス権 rwx が割り当てられていることを確認すること。また、要求される一時ディレクトリへの完全パスに対するアクセス権 rx が ID に割り当てられていることを確認すること

NetFile の一時ディレクトリを個別に作成する場合がある。Portal Server のすべてのモジュールに共通な一時ディレクトリを指定すると、ディスクの容量がすぐに足りなくなる。NetFile は一時ディレクトリの容量がなくなると機能しない

ファイルのアップロード制限 (MB)

5

アップロードできるファイルの最大サイズを指定する。無効な値を入力すると、NetFile は値をデフォルト値にリセットする。整数値で指定する必要がある

ユーザーごとに異なるファイルアップロードサイズ制限を指定できる

検索

表 B-13 は、NetFile サービスの操作検索属性を示しています。

表 B-13 NetFile サービスの操作検索属性

属性

デフォルト値

説明

検索ディレクトリ制限

100

1 回の検索操作で検索できるディレクトリの最大数を指定する

圧縮

表 B-14 は、NetFile サービスの操作圧縮属性を示しています。

表 B-14 NetFile サービスの操作圧縮属性

属性

デフォルト値

説明

デフォルトの圧縮タイプ

Zip

圧縮のタイプとして Zip または Gzip を指定する

デフォルトの圧縮レベル

6

圧縮のレベルを 1 〜 9 の番号で指定する

一般

表 B-15 は、NetFile サービスの一般属性を示しています。

表 B-15 NetFile サービスの一般属性

属性

デフォルト値

説明

MIME タイプ設定ファイルの場所

/opt/S1PS62/SUNWps/samples/config/netfile

クライアントブラウザに送信する応答コンテンツのタイプを指定する


Netlet サービス

表 B-16 は、Netlet サービスの属性を示しています。

表 B-16 Netlet サービスの属性 

属性

デフォルト値

説明

Netlet ルール

 

ルールを追加するか削除するかを選択する

ルールを追加する場合は、次の 9 個の属性が必要

-- ルール名

 

一意のルール名を指定する

-- 暗号化方式

 

適切な暗号化方式を指定する

-- URL

 

呼び出すアプリケーションの URL を指定する

-- アプレットのダウンロード

 

アプレットをダウンロードする必要があるかどうかを指定する。アプレットを使用する場合、関連する編集ボックスには次の構文で入力する

local-port:server-host:server-port

-- 拡張セッション

 

このルールに対応する Netlet セッションの実行中は Portal Server セッション時間が延長されるようにする

-- ローカルポートと宛先サーバーポートのマップ

 

ローカルポート、ターゲットホスト、およびターゲットポートを指定する。これらの値 (この表内の次の3項目) の入力後、「追加」をクリックすると、入力した値がリストに現れる

-- ローカルポート

 

Netlet が待機するローカルポートを指定する。FTP ルールでは、ローカルポートは 30021 でなければならない

-- 宛先ホスト

 

スタティックルールの場合は、Netlet 接続での宛先マシンのホスト名

ダイナミックルールの場合は、「TARGET」

-- 宛先ポート

 

宛先ホスト上のポートを指定する

デフォルトのネイティブ VM 暗号化方式

 

Netlet ルールのデフォルトの暗号化方式を指定する。これはルールの一部として暗号化方式が指定されていない既存のルールを使用する場合に便利である

デフォルトの Java プラグイン暗号化方式

 

Netlet ルールのデフォルトの暗号化方式を指定する。これはルールの一部として暗号化方式が指定されていない既存のルールを使用する場合に便利である

デフォルトのループバックポート

58000

Netlet を通じてアプレットがダウンロードされるときにクライアントで使用されるポートを指定する。デフォルト値は、Netlet ルール内で上書きできる

接続の再認証

 

Netlet 接続を確立しようとするユーザーに、その都度 Netlet パスワードの入力を要求する

接続の警告ポップアップを表示

選択

ユーザーが Netlet でアプリケーションを実行する場合、または侵入者が待機ポートを通じてデスクトップにアクセスしようとしている場合に、メッセージを表示する

ポート警告ダイアログにチェックボックスを表示

選択

Netlet がユーザーの標準ポータルデスクトップ上の宛先ホストに接続しようとしたときに、警告ダイアログポップアップの表示を抑制することができる

キープアライブ間隔 (分)

0

クライアントが Web プロキシを通じてゲートウェイに接続している場合は、アイドル状態の Netlet 接続はプロキシタイムアウトによって切断される。切断されないようにするには、このパラメータにプロキシタイムアウトより小さい値を指定する

ポータルのログアウト時に Netlet を終了

選択

ユーザーが Portal Server をログアウトしたときにすべての接続を終了するようにする

Netlet ルールにアクセス

*

特定の組織、ロール、ユーザーに対して特定の Netlet ルールへのアクセスを定義する

Netlet ルールの拒否

 

特定の組織、ロール、ユーザーに対して特定の Netlet ルールへのアクセスを拒否する

許可されるホスト

*

特定の組織、ロール、ユーザーに対して特定のホストへのアクセスを定義する

拒否されるホスト

 

組織内の特定のホストへのアクセスを拒否する


プロキシレットサービス

表 B-17 は、プロキシサービスの属性を示しています。

表 B-17 プロキシレットサービスの属性

属性

デフォルト値

説明

プロキシレットアプレットを自動的にダウンロード

127.0.0.1

このチェックボックスにチェックマークが付いている場合には、ユーザーがログオンしたときに、クライアントマシンにプロキシレットがダウンロードされる

プロキシレットアプレットのデフォルトのバインド IP

127.0.0.1

プロキシレットアプレットが存在する IP アドレス

プロキシレットアプレットのデフォルトのポート

58080

プロキシレットが待機するポート



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