Solaris 8 リリースでの SEAM の構成要素
Solaris 8 リリースでは、SEAM のクライアント部分だけが含まれていて、 ほかの多くの構成要素は含まれていません。このため Solaris 8 で動作しているシステムでは、SEAM を個別にインストールしなくても SEAM クライアントとして使用できます。この機能を使用するには、SEAS 3.0、Solaris 8 Admin Pack、MIT の配布版、または Windows2000 で KDC をインストールする必要があります。クライアント側の構成要素は、チケットを配布する KDC が構成されていないと使用できません。このリリースには、次の構成要素が含まれていました。
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チケットの獲得、参照、破棄のためのユーザープログラム - kinit、klist、kdestroy - SEAM パスワードの変更用 - kpasswd
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鍵テーブル管理ユーティリティ - ktutil
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Pluggable Authentication Module (PAM) への追加 - アプリケーションがさまざまな認証機構を使用できます。PAM を使用すると、ユーザーは透過的にログインおよびログアウトできます。
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GSS_API プラグイン - Kerberos プロトコルと暗号のサポート
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NFS クライアントとサーバーのサポート