Solaris 2.6 マニュアルの概要

Solaris 2.6 ソフトウェア開発 AnswerBook Vol. 2

Solaris 2.6 ソフトウェア開発 AnswerBook Vol. 2 には、Solaris 環境でソフトウェア開発を行う開発者のためのマニュアルが収められています。次に、各マニュアルの要約を紹介します。

『OLIT プログラミングの手引き』

OLIT プログラミングの基本的な概念を説明し、さらに高度な内容に進むための基礎知識を提供します。

『OLIT リファレンスマニュアル』

OLIT のウィジェットセットについて紹介し、ウィジェットセットと共に使用する便利な関連機能について説明します。また、これらのウィジェットや機能を使って国際化対応の OLIT アプリケーションを開発するための手順も解説します。

『Solaris X Window System 開発ガイド』

Solaris X サーバーとのインタフェースに関心があるソフトウェア開発者のために詳細な情報を提供します。このマニュアルから、Solaris X サーバーの機能、DPS 画像システム、サポートされるディスプレイデバイス、認証スキーマとサーバー接続用プロトコル、X コンソーシアムのサンプルサーバーとの相違点や強化点などについて詳細な情報を得ることができます。

『SPARC Assembly Language Reference Manual』

アセンブリ言語で書かれたソースファイルをリンク形式のオブジェクトファイルに変換し、SPARC プラットフォームで実行するためのアセンブラについて説明します。

『x86 Assembly Language Reference Manual』

アセンブリ言語で書かれたソースファイルをリンク形式のオブジェクトファイルに変換し、x86 プラットフォームで実行するためのアセンブラについて説明します。

『プログラミングの国際化』

Solaris 2.6 の新しいフレームワークを使用してアプリケーションの構築を考えている国際化ソフトウェア開発者のための情報が含まれています。海外とのビジネスを展開する企業の管理職の方は、このマニュアルの概要から重要な情報を得ることができます。内容には、各国語対応パッケージのインストール方法と設定方法のほかに、拡張されたコードセット、CSI のサポート、genmsg ユーティリティなどの新機能の説明が含まれます。また、Solaris 2.6 で強化された性能についても説明します。