ヘルプ・ウィンドウのトピック・ツリーやトピック表示領域の色は、アプリケーション・リソースを設定すると変更できます。コントラストのはっきりした色を選択することが重要です。それにより、テキスト (フォアグラウンド・カラー) がバックグラウンド・カラーに対して、はっきり見えるようになるからです。
HomeDirectory/.Xdefaults ファイルに、次のリソースを追加します。
application_name*DtHelpDialog*DisplayArea.foreground: color application_name*DtHelpDialog*DisplayArea.background: color application_name*DtHelpDialog*TocArea.foreground: color application_name*DtHelpDialog*TocArea.background: color application_name*DtHelpQuickDialog*DisplayArea.foreground: color application_name*DtHelpQuickDialog*DisplayArea.background: color
application_name には、ヘルプ・ウィンドウを変更するアプリケーション名を指定します。
使用できる色のリストは、システム管理者に問い合わせるか、システムに付属のマニュアルを参照してください。
ファイルを保存して終了します。
アプリケーションを再起動すると、ヘルプ・ウィンドウのトピック・ツリーとトピック表示領域に新しいカラーの値が使用されます。
たとえば、次のリソース・エントリは、DtCardCatalog というアプリケーションの、トピック・ツリー (TocArea) とトピック表示領域 (DisplayArea) のフォアグラウンドおよびバックグラウンドのカラーを変更します。
DtCardCatalog*DtHelpDialog*TocArea.foreground: yellow DtCardCatalog*DtHelpDialog*TocArea.background: blue DtCardCatalog*DtHelpDialog*DisplayArea.foreground: yellow DtCardCatalog*DtHelpDialog*DisplayArea.background: blue DtCardCatalog*DtHelpQuickDialog*DisplayArea.foreground: yellow DtCardCatalog*DtHelpQuickDialog*DisplayArea.background: blue
簡易ヘルプ・ウィンドウにはトピック・ツリーがないので、TocArea リソースは無視されます。