「構成ファイル」は、sendmail がその機能を実行する方法を制御します。構成ファイルにより、配信エージェント、アドレスの変換の規則、およびメールヘッダーのフォーマットが選択されます。ファイルについては、「sendmail 構成ファイル」 を参照してください。
sendmail プログラムは、/etc/mail/sendmail.cf ファイルの情報を使用して、その機能を実行します。各システムには、/etc/mail ディレクトリにインストールされたデフォルトの sendmail.cf ファイルがあります。メールサーバーまたはメールクライアントのためにデフォルト構成ファイルを編集したり変更したりする必要はありません。カスタマイズされた構成ファイルを必要とするシステムは、メールホストとメールゲートウェイだけです。
SunOS 5.x システムには、以下に示すように、/etc/mail ディレクトリに 2 つのデフォルト構成ファイルがあります。
システムで使用する構成ファイルは、システムがメールサービスで果たす役割によって異なります。
メールホストやゲートウェイを設定するには、main.cf ファイルをコピーし、それを (/etc/mail ディレクトリで) sendmail.cf と名称変更します。次に、メール構成に必要なリレーメールプログラムとリレーホストのパラメータを設定するために、sendmail.cf ファイルを編集します。
次に、サイトの要求に応じて変更が可能な構成パラメータをいくつか説明します。