ブート時に、システムは接続されているすべてのデバイスのセルフテストとチェックを行います。システムに新しいデバイスを追加した後、boot -r を使用してカーネルの動的な再構成を行なってください。再構成スクリプトが実行されて、モジュールのディレクトリに登録されているすべてのデバイスドライバをロードし、対応するハードウェアノードを作成します。詳細は kernel(1M) のマニュアルページを参照してください。
また、boot -a を使用してシステムにドライバまたはモジュールを対話形式で追加することができますが、この場合は、何をブートするのか、ルートファイルシステムはどこにあるのかなど、他のブートパラメータを入力するように求められますので注意してください。
システムファイルとカーネルモジュールへのパスは、/etc/system に格納されています。システムをブートすると、/etc/system にある情報を読み出し、どのモジュールをロードするかを決定します。system(4) ファイルの MODDIR
構文、または boot -a を使用すれば、別のパスを指定できます。
boot(1m) またはデバイスとドライバの追加についての詳細は、『Solaris のシステム管理』を参照してください。