表 E-1 に、SunOS 5.6 の / ファイルシステムの配置を示します。/ ファイルシステムのディレクトリ構成は各システムによって異なります。
表 E-1 / ファイルシステムのディレクトリ
ディレクトリ |
説明 |
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/ |
ファイルシステムの名前空間全体のルート |
特殊ファイルの一次格納位置 |
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ブロックディスクデバイス |
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raw ディスクデバイス |
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擬似端末スレーブデバイス |
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raw テープデバイス |
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STREAMS 管理ドライバのエントリポイント |
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端末デバイス |
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ホスト固有のシステム管理構成ファイルとデータベース |
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システム構成情報のアカウント |
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cron の構成情報と FIFO |
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各種プログラムのデフォルト情報 |
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エクスポートするファイルシステムの構成情報 |
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/usr をマウントする前に必要な処理のために、ファイルシステム形式により分類したバイナリファイル |
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インターネットサービスの構成ファイル |
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各実行レベル間の移行スクリプト |
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ブートに必要な共用ライブラリ |
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プリンタサブシステムの構成情報 |
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メールサブシステムの構成 |
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ti (トランスポート独立) ネットワークサービスの構成情報 |
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オプションパッケージの構成情報 |
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実行レベル 0 の開始または終了スクリプト |
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/etc/rc1.d |
実行レベル 1 の開始または終了スクリプト |
/etc/rc2.d |
実行レベル 2 の開始または終了スクリプト |
/etc/rc3.d |
実行レベル 3 の開始または終了スクリプト |
実行レベル S の開始または終了スクリプト |
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Service Access Facility (SAF) ファイル (FIFO を含む) |
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新規ユーザアカウント用のデフォルトのプロファイルスクリプト |
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状態監視情報 |
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状態監視情報のバックアップコピー |
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ブート時に表示される商標ファイル |
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uucp の構成情報 |
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エクスポートされるファイルシステムツリーのデフォルトのルート |
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ユーザディレクトリ用サブツリーのデフォルトのルート |
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ロード可能なカーネルモジュールのサブツリー (/kernel/unix などのベースカーネル自身も含む) |
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ファイルシステムの一時マウントポイント |
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アドオンアプリケーションパッケージ用サブツリーのルート |
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アンバンドル言語製品のマウントポイントとインストールポイント |
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/platform |
ロード可能なカーネルモジュールのサブツリー |
ブートプロセスと手作業のシステム障害が回復するのに必須の実行可能ファイル |
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一時ファイル。ブート時に消去される |
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/usr ファイルシステムのマウントポイント |
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さまざまなファイル用サブツリーのルート |
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システムのログファイルとアカウント用ファイル |
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カーネルクラッシュダンプ用のデフォルト格納位置 |
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cron 用ログファイル |
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ラインプリンタサブシステムのログ情報 |
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ユーザメール保存用ディレクトリ |
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コミュニティサービスメッセージ (USENET 形式の news と区別する) |
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NIS+ データベース |
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オプションのソフトウェアパッケージに関連するさまざまなファイル用サブツリーのルート |
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SunOS 5.0 以前のパッケージとの互換性維持オプション |
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vi と ex エディタ用のバックアップファイル |
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ソフトウェアパッケージ管理ユーティリティが保守するデータベース |
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System Access Facility (SAF) のログファイルとアカウントファイル |
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スプールされた一時ファイル用のディレクトリ |
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cron と at |
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ロックファイルのスプーリング |
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ラインプリンタ用スプールファイル |
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送信用メール待ち行列 |
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スプールされるパッケージ |
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待ち行列に登録された uucp ジョブ |
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uucp により配達されたファイル |
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ブート処理中に消去されない一時ファイル用のディレクトリ |
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uucp 用のログファイルと状態ファイル |
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