Solaris 2.x への移行

プリンタコマンドの使用

前の節で説明したとおり、SunOS/BSD ソース互換パッケージがあれば、SunOS 4.x 印刷コマンドを継続して使用することができます。表 11-1 は、基本的なユーザ印刷コマンドの比較を示します。

表 11-1 ユーザ印刷コマンドの比較

SunOS 4.x 

SunOS 5.6 

機能 

lpr filename

 

lp filename

デフォルトプリンタにファイルを印刷する 

lpr -P printer filename

lp -d printer file

特定のプリンタにファイルを印刷する 

lpq

lpstat -o printer

デフォルトプリンタでの印刷を待っているファイルの一覧を見る 

/etc/printcap を確認

lpstat -d

どれがデフォルトプリンタかを判別する 

/etc/printcap確認

 

lpstat -a

どのプリンタを使用できるか判別する 

lprm jobnumber

 

cancel jobid

 

デフォルトプリンタでの印刷ジョブを取り消す