Solaris 2.6 情報ライブラリ (SPARC 版)

PEX 3.0.2 実行環境

PEX 3.0.2 実行環境は、PEX クライアント側実行時ライブラリ (PEXlib) と PEX サーバー共用オブジェクトファイル拡張機能 (Solaris PEX サーバー) から構成されます。Xlib がコア X プロトコルの API であるように、PEXlib は PEX プロトコルの API です。PEXlib は異なるハードウェアプラットフォーム間でのアプリケーションの移植性を提供するほか、ローカルとリモートのディスプレイで 3 次元グラフィックスの描画を可能にします。PEX クライアントから PEX 要求を受け取ると、OpenWindows Version 3.6 の X11 サーバーは PEX 共用オブジェクト拡張機能を自動的に読み込みます。

PEXlib の Solaris 2.6 への実装は、マサチューセッツ工科大が提供している『PEXlib - Specification and C Language Binding: Version 5.1』に基づいています。また、PEX サーバー拡張機能は、『PEX Protocol Specification, Version 5.1』に基づいています。

PEX 3.0.2 実行環境は、Solaris 2.6 に含まれています。次の場合に、PEX 3.0.2 実行環境をインストールしてください。

PEX をインストールするには、Solaris 2.6 ソフトウェアのインストール時にソフトウェアグループ全体を選択します。

PEX についての詳細は、次のマニュアルを参照してください。

また、書店で次の本を求めることができます。