XGL ライブラリは、2 次元画像および 3 次元画像の即時モード API です。この API は、異なるハードウェアプラットフォーム間のアプリケーションの移植性と、グラフィックスアクセラレータを利用してグラフィックスアプリケーション性能の最適化を行います。このほか、XGL Version 3.3 ライブラリを使って、アプリケーションは透過性のサポートレベルを判断できます。XGL Version 3.3 ライブラリには、エッジオフセットのユーザー制御を可能にする新しい属性が含まれます。
XGL 3.3 実行環境 (RTE) は、Solaris 2.6 に含まれています。グラフィックスアプリケーションを使用するサイトでは XGL RTE をインストールする必要があります。あるアプリケーションが XGL RTE を必要とするかどうかは必ずしも明確ではありません。したがって、CDE または OpenWindows のアプリケーションソフトウェアをインストールする場合は、そのアプリケーションが XGL ライブラリを参照することを考えて XGL RTE もインストールしておく必要があります。
XGL の詳細については、『XGL Programmer's Guide』または『XGL Reference Manual』を参照してください。