AnswerBook1 と AnswerBook2 製品との主な相違点を次に示します。
Web ブラウザベースのインタフェース-AnswerBook2 製品は Web ブラウザをベースにしたインタフェースを使用します。したがって、任意のプラットフォーム上で HTML 3.2 に対応するブラウザを使用すれば、オンライン文書を表示できます。
ソースの柔軟性-AnswerBook2 サーバーを使用すると、AnswerBook1 文書 (Display Postscript 形式)、AnswerBook2 文書 (SGML 形式)、または通常の HTML ファイルを提供できます。
サーバーを使用して HTML ファイルを提供することはできますが、AnswerBook2 の全機能が HTML ファイルに対しても利用可能なわけではありません。
クライアント-サーバーのサポート-AnswerBook2 製品ではクライアント-サーバーアーキテクチャを採用しています。これにより、サーバーと文書コレクションを 1 箇所にインストールし、他のシステムから文書を見ることができます。さらに、文書管理者は「フェールオーバー」機構 (該当する文書が見つからなかった場合に代替サーバー上で探す) を使用して複数の文書サーバーを定義し、文書間のリンクを常に動作させることができます。
プラットフォームの互換性-このリリースでは、AnswerBook2 文書サーバーは Solaris 2.6 オペレーティング環境で動作させる必要があります。ただし、AnswerBook2 クライアントは任意の環境で動作させることができます。また、将来のリリースでは、サーバー機能を他の環境についても提供する予定です。
デフォルトの検索動作-AnswerBook2 製品では、デフォルトの検索動作として、OR (AnswerBook1 製品でのデフォルトの検索動作) ではなく、AND を使用しています。