CacheFS の統計情報は、次のように利用できます。
適切なキャッシュサイズを判断する。
キャッシュの性能を監視する。
これらの結果から得られた情報を使用すると、キャッシュサイズと望ましい性能を取捨選択して調整できます。
CacheFS の統計情報は、次の 3 つのコマンドからなっています。
cachefslog |
ログファイルの位置を指定します。また、このコマンドでは、統計情報が現在どこに記録されているかが表示されるので、ロギングを中止できます。詳細は、cachefslog(1M) のマニュアルページを参照してください。 |
cachefswssize |
ログファイルを解釈して推奨キャッシュサイズを表示します。詳細は、cachefswssize(1M) のマニュアルページを参照してください。 |
cachefsstat |
特定のファイルシステム、またはキャッシュされたすべてのファイルシステムに関する統計情報を表示します。このコマンドの出力に含まれる情報は、キャッシュから直接取り出されます。詳細は、cachefsstat(1M) のマニュアルページを参照してください。 |
CacheFS 統計情報コマンドは、どのディレクトリから実行してもかまいません。ただし、cachefswssize(1M) コマンドを実行するには、スーパーユーザーにならなければなりません。
統計の累計は、ログファイルの作成時から始まります。作業時間が終わったら、cachefslog -h コマンドを使用してロギングを停止してください。手順については、「ロギングプロセスを停止する方法」を参照してください。